第5回 キム・レウォン 映画「花影」 完成記者会見 PART-4 [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]
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こんにちは 上野まり子 です。
前回に続きお届けするのは記者会見の記者質問の部分です。
一番バッターの記者はキム・レウォン氏の笑顔が最高のコミュニケーションの手段だと思うが、と前置きした後、言葉が通じない中どの様に映画製作を進めたかとの質問を投げかけた。
キム・レウォン氏は現場では山本さんのすばらしい韓国語に助けられた。それ以外は通訳を介したと答え、山本未来さんはゲームメーカーのソフトに頼ったこと、のほか敬語使いの厳しい韓国ならではのエピソードを披露した。それは年上である山本さんが“ミライと呼んでもいいわよ”と言ってもキム・レウォン氏は“いいえ、ミライさん”と呼んでいたこと。と皆が言葉の壁を乗り越えようと努力していたことが伺えた。
また、河合監督は山本さんに韓国語のせりふを完璧に覚えるように要求したものの、自身は全く挨拶程度だったと告白し、キム・レウォン氏に始めてあった時は戸惑ったがキム・レウォン氏は映画撮影に慣れていて映画製作に必要な用語には全く不便を感じなかった事、撮影の手順などレウォン氏自らリードしてくれて製作者同士として言葉は超えられるものだと感じたと答えた。
次の記者はプロデューサーにキャスティングの理由を、そして山本さんにはキム・レウォン氏の印象、キム・レウォン氏には心に残った思い出は?と質問した。
若杉氏は山本さんがバイリンガルであることを上げ韓国語を覚える事が難ないだろうと思ったこと、キム・レウォン氏に最初に会った時、その有名な百万ドルの笑顔に本当に好印象を受けた、と日本の男優もうかうか出来ないぞと思ったというエピソードを交えキャスティングの理由を答えた。
山本さんはキム・レウォン氏の印象について、映画のタイトルバックを見てなんと美しい笑顔かとその笑顔にうっとりした告白し、また彼の撮影現場での演じることへの情熱に感動したと述べた。
(この賛辞にキム・レウォン氏は山本さんに早速笑顔でぺこりと頭を下げた。)
次は日韓の撮影現場の違いと今回の撮影で得たものは?とキム・レウォン氏への質問。
日韓の撮影現場での差についてはそれほど大きな違いは感じなかったし、コミュニケーションもうまく取れた。また、日本の現場では俳優が最高の演技が出来るように細かな配慮をしてくれたと感想を述べた。
キム・レウォン氏は再び日本からのオファーがあり、良いシナリオ、良い監督に恵まれたら是非やってみたいと日本映画への出演の意欲を示した。
近い将来、彼が日本映画への主演を再び果たされることを期待しよう。
(私が昨年のインタビューの折、日本映画への出演をお勧めしたシーンは後程にお届けします。)
最後に各々メーッセージを残した。
若杉氏は「花影」は全国順次公開になるが必ず皆さんの心に残る映画になるであろう、応援宜しく。河合氏はラブストーリーであると同時に一人の女性の成長物語だ、一人でも多くの人に見て欲しい、と。キム・レウォン氏は「花影」の見所は山本さんの韓国語、その点もたくさんの関心を寄せて欲しいと和やかな雰囲気をかもし出した。
最後に主演の山本さんが愛情を込めて作った作品で、自身の代表作となるであろうとこの「花影」が心洗われる作品である是非応援して欲しいと締めくくった。
会場は記者会見に引き続きフォトタイムへと移った。
その模様は次回フォトギャラリーとしてお届けします。
「花影」 配給 ; アステア
©2007 株式会社花影フィルムパートナーズ
「花影」公式HP http://hana-kage.jp/
キム・レウォン ジャパンオフィシャルファンクラブ
http://www.kimraewon.jp/
毎回楽しい会見の様子を拝見できて嬉しく思います。
特に今回は、会場の和やかな雰囲気が伝わってきて、
こちらまで笑顔になりました。
なんでもそうでしょうが、チームワークは大事ですよね。
映画作りも、キャスト、スタッフ、皆が互いを思いやり、
互いを尊重しながら進めていくと、
自然に楽しい現場がつくられていくのではないでしょうか。
この「花影」撮影の成功の裏には、
氏の百万ドルの笑顔ももちろんですが、
氏を含めた皆さんの努力と互いを尊重しあう心があったと思います。
いや~~、それにしても今後も氏が日本で活躍されるといいですね。
若杉氏が感じられたように、
日本の俳優さんもうかうかしていられませんよね。
韓国の俳優さんは礼儀正しいし、笑顔もステキだし、
自分をしっかりもっていらっしゃるし。
次回のフォトギャラリーも楽しみにしております!
by ウルトラの母 (2008-05-07 10:41)
ウルトラの母様
いつもコメントをありがとうございます。
本当に文章力がおありで勉強させられます。
あなたのコメントを読むために当サイトに
アクセスをしてくださる方もあるかもしれません。
キム・レウォン氏の来日取材の模様は引き続き
お届けします。
また、その間にアジドラでは放送しないものの
番組公式サイトとして取材したレポートも
掲載いたします。
お楽しみに!
by 上野まり子 (2008-05-07 16:51)