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第59回 ソ・ジソブ氏単独インタビューPART-3 #7REPORT [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]


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こんにちは 上野まり子です。

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続いてソ・・ジソブ氏への単独インタビューPART-3をお届けする。
さて一旦カメラを止めて少しリラックスした様子のソ・ジソブ氏、グラスのやり取りで少し心も打ち解けた感じがした。
そこで質問の仕方を少しラフにすることにした。ほんの少しだが。
再び収録のためカメラは回り始めた。

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演じる事の魅力について伺った前半最後の質問に引き続き
Q :今、演じることが楽しいとおっしゃいましたが、演じるときに最も大切だと思っていることは?
この質問は私がインタビューをする時には必ず皆さんに訊いている事だ。

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ソ・ジソブ氏 :やはり真実だと思います。つまり最大限うそをつかずに演じる事が大切だと思います。
さあここで事前に申告していた質問は尽きてしまった。1.2M先には申告するに当たり検討した30~40の質問が書かれたリストがあるのにそこまで取りに行くこともままならず、質問リストの記憶だけを頼りに次の質問に進んだ。しかもやっと打ち解けてきたのでその雰囲気を壊さないように とても気をつけた。ソ・ジソブ氏ではないが脳と心臓にはたっぷりと汗をかいて。
Q :この映画で多くの映画賞を受賞なさいました。その受賞のご挨拶で次は演技大賞を狙うとおっしゃっていましたが、俳優としての夢は?

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彼はこの時私の質問に対して《そう、そう!》と思い出すようなそぶりを見せてお答えになった。
ソ・ジソブ氏 :真実を込めた演技をしたいと思っています。受賞の挨拶というのは冗談も混じっていて、新人賞を頂いたので次は主演男優賞をいただければと言ったのです。そのように少しずつ成長していけるような俳優でありたいですね。
前回もご紹介したがソ・ジソブ氏はこの『映画は映画だ』で第45回百想芸術大賞 映画男性新人演技賞 、第29回青龍映画祭 新人男優賞 、第28回映画評論家協会 映評賞 男優演技賞など多くの受賞をした。これはその中の一つの受賞挨拶の際に口にした言葉だ。ソ・ジソブ氏の受賞の挨拶はいつも個性的だ。あるときはお母様に感謝するとだけおっしゃったこともあったと思うし、何しろ普通の受賞挨拶とは違い印象的だ。そして<次は演技大賞を>と言った言葉はまんざら冗談でもないだろう。
Q ::あらゆることについて着実に一段一段昇られるタイプですか
ソ・ジソブ氏 :えぇ、えぇ、そういうタイプです。

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(C) The Box

Q :『映画は映画だ』エンティングテーマ「♪孤独な人生」をGと言う名前でなさっていますが、このGはソ・ジソブ(So Jisub)さんのSでもなく、Jでもなく、Gなのはどうしてですか?
ファンの方はご存知のことかも知れなかったが、私にとってはとても疑問に思っていたことだった。

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これに対するソ・ジソブ氏の答え方がとてもキュートだった。“エェ、エェ!”と相ずちを打ってたたみかけるように
ソ・ジソブ氏 :だからGにしたんです。
 <してやったり> とスタッフの方を振り返って見せた笑顔はこの日一番大きなものだった。
私も思わず笑ってしまった。しかし今思うと “ではAやBでもなく、FやHでもなくGなのはどうして?”ともう一押しすべきだった。
ソ・ジソブ氏 :(続けて)このお話はファンの皆様に後でしようと思っていたんですが、私がやるとなると音楽性より先に他の部分を見るのかなと思い、音楽性の部分を見て欲しいという気持ちがありましたので。
(カタカナでジソブと書いた時のジの音だけとってGにしたのかしら?

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Q :この前USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)のイベントの際、コンサートもしてみたいとおっしゃっていました。ファンの皆様は楽しみにしていらっしゃると思います。「♪雪の華」も歌われていますが、歌はいかがですか?
「♪雪の華」はご存知 中嶋美華のヒット曲だ。この曲がリメイクされ彼の主演ドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌となりパク・ヒョシンが歌っている。ソ・ジソブ氏は2006年6月の来日ファンミーティングの際にこの曲を韓国語と日本語で歌ったのだが、それがとても上手だったと記憶している。また韓国でのファンミーティングの際にはラップを披露している姿が報道されていた。俳優さんの多くはイベントで歌を披露するたびに “僕は歌手じゃないので” とおっしゃる。ところが彼はコンサートをやってみたいと大胆な発言をしたのだ。勿論ご案内した通りラップによって歌手の仲間入りをしている彼だからコンサートも全くの夢ではないだろう。

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ソ・ジソブ氏 :(そう、そう、言いました、言いましたと言うようなそぶりを見せながら)歌うことはとても楽しいことだと思います。コンサートが出来たらと言ったとおり機会があればやって見たいと思います。ただ 今はまだ準備が出来ていないので時期尚早だと思いますが努力をしてやってみたいと思います。
上野 :それも段々になさるのですね。
ソ・ジソブ氏 :まだ自分の持ち歌もないのでもう少し曲を貯めてからできればと思います。
Q :<Gプロジェクト>は今後も重ねていくものなのですか
ソ・ジソブ氏 :今後もずっと続くと思います。
(Gとは多方面で活躍しているアーティスト達が音楽を通じた交流を継続的に紹介するための【G】というブランドに基づき始めたプロジェクトだそうだ。)
Q :これからプレミア上映会が行われます。ファンの皆様が待っていらっしゃいますがお気持ちは?
この時、それまで私のほうを向いていた彼は真っ直ぐにカメラの方に向き直った。それはカメラの向こうのファンに直接語りかけているようだった。

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ソ・ジソブ氏 :いつもファンの方にお会いする時には緊張してしまいますが今日もやはり緊張しています。もうすぐ皆様にお会いしますが、今回は良い作品を持って来ましたので多くの関心と愛情を寄せていただきたいと思います。
上野 :最後に番組をご覧の皆様、映画をご覧の皆様にメッセージをお願いします。
ソ・ジソブ氏 :(改めてご挨拶から)こんにちは、お会い出来て嬉しいです。ソ・ジソブです。
『映画は映画だ』という良い作品を作って皆様にお見せしようと持って来ました。多くの関心と愛情を寄せてくださると嬉しいです。沢山の方に映画を観ていただいて幸せな気持ちで劇場を後にして欲しいと思います。ありがとうございます。
ちょっと付け加えると各局に同じ収録時間が与えられている場合でも各番組の編集方針によってこの部分だけをON AIRする場合もあるためこのようなご挨拶をしてくださったのだと思われる。
上野 :ありがとうございました。

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この時彼はこれで終わりだと思わなかったらしく(何?)と言うようなお顔をなさって組んだ足を慌てて揃えられた。私としてはずっと続けても良かったのだが多くのファンが待つ劇場へと送り出さなければならず残念ながらそうもいかなかった。
この後オフィシャルのスチール撮影となった。その時の模様が『映画は映画だ』OSTから「♪ ガンペのロマン」に載せてお送りした番組最後のSP映像だ。このような様子はなかなかご覧いただけないシーンだと思う。事実彼の撮影風景を直接見たのは私も初めてであった。
“時間は3分です。”とスタッフ、“そんなにいらないよ。”とカメラマン。時としてきりりとした視線を、時としてとても優しい微笑を、と多様に変化するその表情。カメラマンも彼のより良い表情を引き出すために声を掛ける。 “ひじを挙げて!” “少し笑って!” “いいですね!”等など。 またアップの写真を撮る為 “少し寄ります。“ とカメラマン、そこで私は“私も寄りたい!” と冗談を一言。
恥ずかしそうにした表情はカメラマンが “後から僕も舞台挨拶に行きます。真ん中にいますから”と言った為で、この時彼はとてもキュートな表情を見せたのだった。勿論私達のムービーが撮影している事も忘れずに手を振って下さった。撮影の様子はあたかもスチールカメラマンと私達のムービーカメラマンと彼だけのように淡々と静かに進んでいるように見えるかもしれないが、実は現場には大勢のスタッフがひしめき合っていた。それでも集中力を欠くことがない彼のプロとしての仕事ぶり、見事と言うべきだろう。このスチール写真は私の手元にない為お届けできない。いずれDVDの特典か何か公式な写真となって皆様にご覧いただける事になるだろう。

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続いて私達のスチールカメラマンによる撮影ももう一度ご許可を頂いた。
そして最後にお部屋を退出なさる際にお別れの挨拶のシーンの撮影をした。
“ありがとうございました。またお会いしましょう。”と私。
彼は“ はい、また会いましょう。” と日本語で。
こうしてソ・ジソブ氏はカメラの向こうのファンの皆様に向かって手を振って退室された。
この後ソ・ジソブ氏は大勢のファンが待つジャパンプレミアの会場である新宿のミラノ1へ向かった。

次回ソ・ジソブ氏への単独インタビュー最終回のREPORTはインタビュー感想記をお届けする。

 

『映画は映画だ』OST

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販売価額 :     3,150円 (税込)
販売元:ポニーキャニオン

* 番組で使用した「♪ ガンペのロマン」は21番トラック、その他にも厳しいアクションシーンを髣髴させる曲や其々のキャラクターの孤独や心境を描いた曲が満載でとても都会的て素敵なOSTとなっている。

 

『 孤独な人生/G 』

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 『孤独な人生 -PREMIUM EDITHON-』
  DVD+SGCD+フォトブック
  ミュージックビデオ、「孤独な人生」予告編、メイキング等が収録
 価格 ¥4,935

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 DVD+SGCD
 価格 ¥3,990


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SGCD商品ジャケット


(C) The Box

発売元 :エイベックス・エンタテインメント
販売元 :エイベックス・マーケティング

詳しくは下記へ
http://mv.avex.jp/g/index.html


このサイト内の関連記事
http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2009-02-25
*MVの監督について訂正し追記してある。


ソ・ジソブ日本公式サイト

http://www.so-jisub.jp/

ソジソブMobileサイト
http://m.jisub.jp/
(加入案内)
http://m.jisub.jp/www/
記事中で話題にした“・・・うん、何”はこちらのサイトに入会するとご覧いただける。




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 3月14日(土)公開 
全国順次公開


配給 :ブロードメディアスタジオ

© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reserved
公式ページ
http://blog.cinemacafe.net/eiga-eiga/news/

 

 


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コメント 4

eyes

この曲(雪の華)女性でもなかなか歌えないのに
すごいですね~
聴いてみたいです

コンサート、ぜひぜひ行ってみたいけど
倍率が高そう(汗)

いいですよね
まり子さんは目の前で聞けるんですものね
by eyes (2009-04-14 12:36) 

上野まり子

eyes様

いつもありがとうございます。
本当にコンサート開きそうな勢いでした。
「♪雪の華」は彼の横浜イベントのDVDに入っていますし
ネットでも聴けるものがあるようです。

コンサートでMCでもしなければ
目の前で聞くのは無理でしょう。
もし次回インタビューが出来たなら
ちょっとお願いしてみたいです。
それなら目の前ですよね。
そして皆さんと一緒にTVで見ましょう。
仕事の時はじっくり聞いていられないでしょうから。

またお越し下さい。



by 上野まり子 (2009-04-14 17:53) 

haruharu20

お知らせありがとうございました♪
早速伺いました。

すてき~追加の質問は上野さまの頭の中にあったものなんですね!
『G』についての質問は、ナイスでしたよ!!

そうですね、AでもBでもなくなぜGなのかは、まだ謎ですね~

撮影風景を間近でご覧になった感想は、他では伺えないものなので、ほんとに貴重です!!!!

>恥ずかしそうなキュートな表情
わお、放送を見返さないと!!

それにしてもおふたりとも長ーーいおみ足だから、
触れあいそうなんですけど!!
特にジソブssiが上野さまのほうへゆったりと組んで伸ばしてらっしゃるから!
そんな瞬間は無かったですか?(^^)

by haruharu20 (2009-04-14 22:52) 

上野まり子

haruharu20様

早速ありがとうございます。
お水も飲みたかったけれど
足も少しはぶつかってしまって
“あら、ごめんなさい”
なんていうのも良かったですよね?
どんな顔をなさったかしら。

確かに後半は彼がまだチェックしていない質問だったため
かえって色々な表情が撮れたかもしれません。

最後の撮影風景も実はあんな風に撮れているとは
思ってもいなかったのであとからチェックをした時に
万歳!という感じでした。
我クルーに《nice!》を上げなければ。

次回はこのインタビューの感想記事です。
妄想感想記事ではありませんがお楽しみに!

by 上野まり子 (2009-04-14 23:06) 

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