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第60回 ソ・ジソブ氏単独インタビューPARTー4 #7REPORT [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]


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こんにちは 上野まり子です。

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では今回のインタビューの感想をお話しよう。
まずはREPORT-1で準備した質問の内1つがNGになったと言う話に、その一つは何かと興味を持たれた方がいらっしゃるようなのだが、勿論NGになった 質問はこれですとは申し上げられない。ただこれは私が納得のいくNGだった。もう少し言うとしっかりとした基軸の元に仕事をしていらっしゃるのだと感心し た。この事は、ご本人はもとより関係者の方々の方針でもあるだろう。私も見習おうと思った。
インタビューでの彼の答えはとても簡潔で無駄がない、勿論良くお考えになった上のお答えには違いない。監督に自分は発言するまで3回考えると答えたソ・ジソブ氏、私は3回考えていただく時間は差し上げられないと申し出ようと思っていたのだがその必要は全くなかった。そしてその声は穏やかなだが少し早口だとも思った。
もう一つ今回のインタビューで最初からとても驚いたことがあった。それは日本語で質問をしている私に彼は“うん、うん”とうなずくのである。これはソ・ジソブ氏mobile会員の方限定のお話になって恐縮だが「うん、何?」という映像が配信になったと思うが、あの時の“・・・、うん、・・・”と言う感じといえば解りやすいかもしれない。そして通訳されるより前に笑ったり、反応するのである。勿論日本映画『ゲゲゲの鬼太郎~千年呪い歌~』への出演経験もあるし、チョ・ソンモの『My First』MVでのハルキ役、『ごめん、愛してる』でも冒頭に日本人を装って日本語を話すシーンがある。例の「♪ 雪の華」でもすばらしい日本語を披露しているわけで、まあ当然と言えばそうかも知れないが、彼は大体解った上でもう一度確認する為に通訳を聞く、そんな感じなのだ。この事はインタビュー中ずっと続くこととなった。そしてカメラマンの日本語でのリクエストにも通訳される前すぐ応じていた。いつかもう一度お会いする機会があったら是非とも確認したいことの一つとなった。

この記事を書くにあたり再度映像を見たわけだが、改めて見てみると初めて気がついたことが沢山あった。勿論私もカメラを向いている時も多い為、彼の表情を全て見ているわけでもなく初めて見たところも多々あった。
私は俳優としての訓練を受けたこともない。そのためカメラに対する決まり事も言ってみれば我流だ。番組をご覧いただくと解るが、私は感情によってカメラに対して急に大きく前後する事もある。しかし彼は余り前後に大きく動かない。もし動くとすると とてもゆっくりと、それもカメラに対して前後に動くことは少なく、顔の向きを変えるとでも言ったほうが正確かも知れない。これはカメラの焦点の問題にも関連してくるからだと思う。

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ソ・ジソブ氏は目の演技がすばらしいという高い評価を受けている。だが私は目もさることながら他に注目していた。それは『ごめん、愛してる』のMVで何度も映し出された銃撃を受けて倒れているシーン。目が魅力的だといわれている彼は目を瞑ってもなお魅力的に見えるのは何故か?それはとても上品な口元からくるのではないかと思っていたからだ。以前にもお話したが彼はとても良い声をしている。これはマイク通りが良いというような<良い>と言う意味ではない。とても穏やかで人を癒す声と言うのがあたっていると思うが、そのような良い声の持ち主だと思う。私が注目していた上品で小さな口元からつむぎ出される言葉は穏やかで真珠の小粒が零れ落ちるようだった。
そして今回改めて魅了されたことがあった。時には鋭く冷たい表情を表す彼の眼だが直接お会いしてみてその鋭さよりも深さを感じた。相手の目を見つめて会話をする。つまり今回の場合にはインタビュアーである私の質問に対してじっと見つめながら訊く、そして一旦頭の中に入れて考え、それから答えると言う感じなのである。私はと言うといつもならカメラやスタッフの動き等収録全体の様子をチェックしながらインタビューする訳だが、今回彼の場合にはその深い目で見つめられると目が離せなくなるのだ。惹きつけられる、まさにそんな感じなのである。このことは日本で初出版となった写真集のカメラマンも同じ事を言っていたと思う。とても静かな、どこまでも深く透明感のある湖を見ている感じなのだ。
ソ・ジソブ氏について最初はこの方が芸能界にいると言うこと自体が不思議でならなかった。それは演技がどうのという意味ではなく、あんなにシャイで表に出ようとしない性格に見える方が特殊な芸能界という世界で生き抜いて行く事が出来るのか、大丈夫なのかと思ったからだ。
ところがお会いしてみてまさにこの方は俳優なのだとそれまでの印象はすっかり覆された。
透明なのである。あくまでも透明なのである。韓国のファンはソガンジというのだそうだが、ソな感じ、彼ならではの特別な感じを意味するようだが、かといってどの役をしてもソなのではなく全く其々の役になりきる、その役になるために透明なのだと思った。

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私の質問は映画に関連したことに限った為、多くの質問はすで韓国では勿論のこと、ここ日本でも他の媒体で繰り返し訊ねられた事だろう。ところが彼はいやな顔一つ見せずに始めて訊かれたように答えてくれた。ここにもプロとしての意識の高さ、心使いを強く感じた。

映画の出演は余り多くない彼だが、今回の『映画は映画だ』の迫真の演技によって私達は俳優として大きく成長した彼の姿を見ることが出来た。今後も俳優ソ・ジソブは他に代わる人がいない特別な俳優として成長し続けて欲しい。次に生まれてくる時はハリウッドにと言ったこともあった彼だが、それは次の世ではなく今生においても夢ではないかも知れない。事実すでに彼は国境を越えて活躍し始めている。彼がファンに向かってメッセージした言葉はそのまま彼に返してあげたい。これからもあなたに大きな関心と愛情を注いでいくと。

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なおREPORT中に後でお話するといった件は番組#7REPORT終了の記事でご披露することとする。それは私が何故この仕事をすることになったか、それがソ・ジソブ氏に大きく関わっていたからだ。

次回の番組#7REPORTシリーズもお楽しみに!。

 

ソ・ジソブ日本公式サイト
http://www.so-jisub.jp/

ソジソブMobileサイト
http://m.jisub.jp/
(加入案内)
http://m.jisub.jp/www/
2009年6月12日(金)、6月13日(土)には7月1日に迎えるソ・ジソブ公式モバイルの1周年を記念して『ソ・ジソブ公式モバイル1周年記念、写真・衣装展』が開催される。

『ソ・ジソブ公式モバイル1周年記念、写真・衣装展』
場所:ランドマークホール(横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ5F)
日時:6月12日(金)11:00~20:00/6月13日(土)11:00~18:00

展示内容:写真25点以上、本人愛用の品々(私服・時計・カメラなど)ほか秘蔵品
上映内容:ソ・ジソブ公式モバイルで公開されてきた限定映像および1周年記念メッセージ
チケット価格:3,500円(税込)【ソ・ジソブ公式モバイル会員限定】※未就学児童無料
チケット購入枚数:お一人様2枚まで
お問い合せ先:  モバイル1周年記念イベント事務局
045-661-1415
※受付時間 月曜~金曜 11:00~17:00(土日祝日休み)
詳しいことはサイトをご覧下さい。




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3月14日(土)公開 
全国順次公開


配給 :ブロードメディアスタジオ

© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reserved
公式ページ
http://blog.cinemacafe.net/eiga-eiga/news/

 

 


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HA

上野まり子様 
インタビューについての詳しいレポート、本当に本当にありがとうございました~m( __ __ )m
読ませていただけて、幸せです~(*^^*ゞ

 ジソブ氏は思ったとおり、そんなに深い目をされてるのですねー(*^^*ゞ そんな深い目でまじかで見つめられたら・・・惹きつけられて吸い込まれそうで、絶対に目が離せないでしょうね~!!
 カインとアベルでも、目を見ただけで感情が伝わってきて、目だけで別の人格になれて、改めてなんと深い目なのかと惚れ直しています。

 「映画は映画だ」のガンベも男らくて、かっこよかったー(*^^*ゞ ストーリーもよく練られていて、面白いですよね。

 日本語、私もかなり理解されていると感じていたので、お話が伺えて嬉しいです。最近あまり聞かせてくれませんが、日本語の発音もとてもきれいですよね!? まり子さんとの挨拶の時は、思わず日本語が出ちゃったという自然な感じで、見れて嬉しかったです♪

 まだ実際にお目にかかったことはなく、これからも難しい私ですが、
上野さんのリアルなレポートで、まるで本当にお目にかかれたようなドキドキ感を味わえて、すごく嬉しいです~ヽ(*⌒∇⌒*)ノ

 次回も楽しみにしています♪
by HA (2009-04-15 17:10) 

eyes

まり子さん、相変わらずかっこいい
白がとってもお似合いです
品のよさがあふれていて、俳優さんに負けてない♪
by eyes (2009-04-15 20:19) 

上野まり子

HA様

お越し頂きありがとうございます。
<上野さんのリアルなレポートで、まるで本当にお目にかかれたような>まさにそのことが私に課せられた役割だと思っています。
勿論直接お会いしたのは私ではありますが
私が座っているところに皆さんが座って訊いているような感じ
それが私の目指していたことでした。
とても嬉しいコメントありがとうございました。

私が表現した深い湖を見ているようなという感じは
ジャパンプレミアの舞台挨拶をお待ちになっている皆様へのメッセージの映像でもご覧いただけたと思います。

彼が日本語をどのくらい理解しているか
ご本人に訊いてみた訳ではありませんから解りませんが
相当お解りになるのではないかと推測しています。
少なくとも私が彼の韓国語を解るよりはずっと高いレベルで
日本語がお解りになるのではないでしょうか。

ソ・ジソブ氏の綺麗な日本語、聴いてみたいですよね。
コンサートも実現して欲しいです。

またお越し下さい。

by 上野まり子 (2009-04-16 00:44) 

上野まり子

eyes様

いつもありがとうございます。

この白いスーツは私のお気に入りです。
『映画は映画だ』の二人のテーマ色に合わせて
ソ・ジソブ氏のインタビューでは彼のイメージカラーである黒に対して白を。カン・ジファン氏へのインタビューの際はジファン氏のイメージカラー白に対して黒の衣装を選びました。

しかし衣装に付いていえば二人からはすっかり裏切られました。
私は2人ともきっと各々のテーマカラーで登場するものと思い込んでしまったのです。まあお二人が素敵に映れば何の問題もありませんが。

上品というキーワードは大好きです。
お褒めの言葉、とても嬉しいです。

またお越し下さい。






by 上野まり子 (2009-04-16 00:56) 

haruharu20

上野まり子さま

コメントが遅くなり申し訳ありません!
記事はアップされた直後に見せていただきましたよ♪

上野さまの渾身の感想記、ノムノムコマッスミダ!

こんなに真近で、お人柄に触れられた上野さまが誠実だっておっしゃるのですから、
正真正銘の誠実さなのだと思います!!!!!

その深く透明な目で見つめられたら・・・
想像するだけで・・・
だめー言葉が出ません。

しかし、ジソブモバイルまでチェックされている上野さま!
あなたは同志です♪

by haruharu20 (2009-04-16 20:22) 

上野まり子

haruharu20様

お待ちしておりました。
ありがとうございます。

モバイルの件は
環境の問題で私の番組をご覧になれない
ソ・ジソブ氏のファンの方に
ちょっとでもわかりやすいようにと思いまして。
まあモバイルの会員の皆様に限られますが
解りやすいでしょ!

「うん 何?」これなかなか良かったですよね。

ではまたお待ちしております。




by 上野まり子 (2009-04-16 23:32) 

ビビン婆

上野まり子さま。
インタビューは楽しく読ませて頂きました。
まり子さんがジソブのファンだということは
記事を読んでいてちゃんと伝わってきます^^
私がソ・ジソブという人に惹かれたのは
本当に一枚のモノクロ写真の瞳に吸い込まれたからなのです!
まだ彼の名前も知らない時に家に偶然あったその写真を
何気なく見て、その後数分間、部屋の中で立ったまま
写真の中の彼の瞳の中に深く深く吸い込まれてしまい、
彼のことを何もしらないのに
この人は「とても寂しそうで人見知りで、でもそれでいて芯の強そうな人に違いない」と
勝手に性格を読んでハッと我に帰りました^^;
それから彼の事が気になって気になって、名前を調べ、
俳優であることを知り、そこで初めて彼の出た作品を片っ端から見ていきました。
もうその時には完全にジソブ中毒になっていたのですね。
それまでは韓流ものは一切見たことがなく
(というよりは、見る気がしなかったのですが…^^;)
その後彼が除隊するまでに「このままではお財布が…」
と悲鳴をあげつつ、ジソブさん関係のものは全て買い込みました。
周りの人は「直接話したこともないのにその人のどこがそんなに好きなの?」と聞きます。
確かにそうですよね。
でも、いろんな情報を得るうちに、彼の性格も(そっけなく見えるけど心の中ではいろんな葛藤があったりすることも、
男気があるのは言うまでもないし)
ボランティアにしても、お金を出すだけでなく行動で示すところも、
とにかく、すべてが好きになってしまっていたのです!
ごめんなさい、ジソブさんのことを話し始めると長いので
ここらで一区切りしなければ…ですね^^

まり子さん、私たちの代わりに、どうぞ精一杯の愛情を込めて
インタビューを続けて下さい!
我が家はSo-netが見れなくてとても残念です!
動くインタビューを見たかった…ザンネン!!
by ビビン婆 (2009-04-21 21:29) 

上野まり子

ビビン婆様

ようこそいらっしゃいませ。
まずビビン婆とは素敵な名前ですね。
ひねりガ効いててなかなかです。
ソ・ジソブさんへの思い大変良くわかりました。

何も知らずに瞳だけに惹かれるとは
やはりすごい力ですね。

動くソ・ジソブさんがご覧いただけなかったのは残念でしたが、
そういう方の為も考えてこちらのページの作っております。
勿論番組の公式ページですから放送をご覧頂き
その上でもう一つ深いREPORTを
ご読みいただくというのが第1の目的ですが
アンテナの向きの問題でご覧になれない方がいらっしゃることを知り、このような形でREPORTすることによってご覧いただけなかった方にも
幸せな気持ちになっていただきたいと思っております。

そのことは以前担当していた『恋人』の公式ページでのコメントにて
スカパーに入りたいがアンテナの方向の問題でどうしても見れなくて
残念だというお話を頂き、あの素敵なドラマを少しでも感じていただきたいと考えたことでした。

ソ・ジソブ氏へのインタビューは“また会いましょう”の約束どおり
実現したら嬉しいですね。
その時にはまた素敵なソ・ジソブ氏の姿をお届けしたいと思います。

私はどなたの場合にもいつも皆様の替わりにと思って
インタビューをさせていただいております。

またお越し下さい。


by 上野まり子 (2009-04-21 23:25) 

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