SSブログ

チョン・ジヒョン 『ラスト・ブラッド』ワールドプレミア 取材REPORT [韓国俳優取材REPORT]


スポンサードリンク


こんにちは 上野まり子です。

7856.jpeg

先日チャ・テヒョン氏のイベントのREPORTをお届けしましたが、そのチャ・テヒョン氏と映画『猟奇的な彼女』で共演し、その後チャン・ヒョクと共演した映画『僕の彼女を紹介します』、チョン・ウソンと共演した映画『デイジー』と日本公開作品が多く、すでに日本でも沢山のファンを持つチョン・ジヒョンの映画が世界に先駆け5月29日公開となる。
タイトルは『ラスト・ブラッド』、原作は2000年に公開された日本発の伝説のオリジナル・フルデジタル・アニメーション映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(プロダクションI.G)、世界各国で公開され、その緻密な世界観と斬新なキャラクターに全世界が熱狂し高い評価を受け数々の賞を受賞した。その後漫画化、小説化、TVシリーズ化されたほかゲーム化もされてメディアミックスに発展している。またその実写化についてはハリウッドからオファーが殺到した。そしてついに『グリーン・デスティニー』のプロデューサー ビル・コンのもと、世界中から一流スタッフ、キャストが集結し一大映像プロジェクトが完成した。
ストーリーは16世紀、戦乱の時代に大量に流された血によって力を得たオニと呼ばれた種族が400年後人間に最後の戦いを挑もうとしていた時、全ての悪の起源“オニゲン”を倒す為に一人の少女が忽然と現れる。セーラー服に日本刀で人類の滅亡を阻止する少女の壮絶なサバイバル・アクションだ。孤独な少女サヤ(チョン・ジヒョン)に委ねられたオニとの戦いの決着は?そして戦いの先に待ち受けている彼女の本当の運命とは。

7828.jpeg

公開を前にした5月27日、渋谷AXにて来日ワールドプレミア試写会が開催された。
登壇者は主演サヤ役のチョン・ジヒョンさん、因縁の宿敵オニ族の頂点に立つオニゲン役の小雪さん(映画『ラストサムライ』)、アジアを代表する二大ビューティの夢の競演が実現したことで華やかな舞台挨拶となった。そして世界のアクションスター倉田保昭氏(サヤの育ての親カトウ役)、プロディーサーである石川光久氏(プロダクションI.G.社長)。
会場にはやはり男性ファンも多く詰め掛けておりいつもとは少し違う情景だった。
さてワイヤーアクションなどを盛り込んだステージパフォーマンスの後、主演者達が登上した。

7901-4ninn.jpeg
7865.jpeg

主演サヤ役を演じたチョン・ジヒョンさんは“こんにちは ワタシハ チョン・ジヒョンデス。皆さんにお会い出来て嬉しいです。アリガトウゴザイマス。”(いつものようにひらかな漢字表記をしたところはご本人が韓国語で、またカタカナで表記したところは日本語だったところだ。)
多くのファンが来場をしたことに感謝した後この映画の出演について初めての本格的なアクション映画への出演で全てにおいて大変な事の連続だった。その中で気に入っているシーンは雨に打たれながらのアクションシーンで1ヶ月ほどかけて撮影した。セーラー服の中にはウェットスーツまで着込んだというエピソードも紹介した。このように公開される事になり沢山の方にご覧頂くのは励みになると語った。

7910.jpeg
7934.jpeg

オニゲン役を演じるにあたり小雪さんは原作にはない役で強く美しいという抽象的にしか書かれていない人物をどのように作っていくか苦労したと役作りについて語った。チョン・ジヒョンさんは日本のTOP女優が現場でどのような仕事をするのか興味があったと現場での出会いを待ち望んでいたとし、女優としても一人の女性としても魅力的でお手本にしたいと共演者小雪さんを称えた。一方小雪さんはチョン・ジヒョンさんを愛らしく一瞬で観客を引き込む力のある女優だと評価した。映画作りは皆様が思っているよりも過酷で忍耐力が必要とされ、肉体と精神の双方が揃っていなければ作品を作るのは不可能だとした。これを機会に友人となったと言う二人は今後も共演が出来ればと話した。またチョン・ジヒョンさんは日本の俳優との共演について、すばらしい俳優が多いが中でも木村拓也、オダギリ・ジョーと共演してみたいと笑顔を見せた。今作品は多国籍なプロジェクトになったとし、これが成功すれば第2、第3の多国籍プロジェクトに発展するだろうと映画産業の未来についても一言希望を述べた。
1971年に香港に渡り、初めてブルース・リーと会った時は衝撃的だったとし、その後も多くのアクションスターと共演を重ねている倉田氏は全てはブルース・リーからだろうとし、この作品は随分前に撮影しだが今回公開される事になり感激していると感想を述べた。チョン・ジヒョンさんは全身で表現するすごい女優だと思ったとその第一印象を語った。
さてそのチョン・ジヒョンさんの演技について原作の監督押井守氏は絶賛したと言う。次回作は彼女を主演にしたいというほど大変な惚れ込みようだそうだ。
二人のバトルシーンが見所だという『ラスト・ブラッド』、大ヒットアニメがどのように実写版となったのか、劇場に足をお運びになるのはいかがだろう。またこの日実写版の公開を記念して原作がブルーレイディスクとなって発売になった旨、PDの石川氏から報告があった。

7904.jpeg
7914.jpeg

最後に主演チョン・ジヒョンさんは多くのファンがいる作品に出演できた事は女優として幸せな事、期待に応えるべく努力したので多くの関心と愛情を注いで欲しいと挨拶した。



『ラスト・ブラッド』 
 
サヤ、16歳。セーラー服に身を包み、日本刀をきらめかせ、
“敵”を一瞬で斬り捨てた時、黒の瞳は、哀しみにも似た一筋の光を放つ。
― 彼女、一体何もの? ―

私の血は、知っている。自分が何ものなのか―
神は無情、なんと残酷な運命。

斬り開く 
 私の運命!


meinn.jpeg
(c) 2009, East Wing Holdings Corp. and SAJ. All Rights Reserved.
R‐15

出演: チョン・ジヒョン   小雪
製作: ビル・コン:『グリーン・デスティニー』、エイベル・ナーシアス 
監督: クリス・ナオン:『キス・オブ・ザ・ドラゴン』
原作:「BLOOD THE LAST VAMPIRE」(ProductionI.G)

配給:アスミック・エース    

5月29日(金)より世界最速全国ロードショー
TOHOシネマズ 日劇ほか


公式ページ
http://lastblood.asmik-ace.co.jp

 

本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします
Copyright 2009 OFFICE MARIKO. All Rights Reserved.

 



スポンサードリンク


nice!(14)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:テレビ

nice! 14

コメント 4

まろり〜な

「LAST BLOOD」は見ていませんが知っています。
続編の「BLOOD+」は本もアニメも全部見ましたよ。
世界観は共通です! 壮絶な物語で、決してHAPPYじゃない・・・
そんな役をどう演じられるのか気になります。
by まろり〜な (2009-05-29 10:46) 

上野まり子

まろり~な様

自信を持って実写版を世界に送り出すという気合いを感じました。
チョン・ジヒョンさんのアクションシーンもお勧めだそうですよ。
劇場でお楽しみになるのもよいと思います。

またお越し下さい。
by 上野まり子 (2009-05-29 11:35) 

とらさん

こんばんは
映画・ドラマは夢と反省を与えてくれますね。
俳優さんは、自分が年をとるほど遠くな存在に思えます。
なぜでしょうね。現実が分かってくるからでしょうか。
by とらさん (2009-05-29 19:42) 

上野まり子

とらさん様

ご訪問ありがとうございます。

映画は忘れていた事や日々の大切な事を
思い起こさせてもくれます。

日本は若い俳優さんがもてはやされるからではないでしょうか。
確かに年を重ねると物語よりも現実のほうがよりドラマチックだと
思うようになります。
若い俳優さん達はあまり多いとはいえない人生経験から
自分とは違う人物を演じるわけですから大変だろうと思います。

其々の作品には各々の魅力がありますね。
またお越し下さい。

by 上野まり子 (2009-05-29 20:16) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

トラックバックの受付は締め切りました
上野まり子のアジアン・スターインタビュー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。