チ・ヒョヌ語連発でキュートさ満開 ファンミーティングＲＥＰＯＲＴ [韓国俳優取材REPORT]
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こんにちは 上野まり子です。
個性的なキャラクターの持ち主、『 チ・ヒョヌ ファンミ－ティング＆ミニLIVE In TOKYO 』が４月１８日ヤクルトホールで開催された。
イベントに先がけて記者会見が行われた。とても緊張しながらも記者の質問には正直の答えると挨拶し、ファンの皆様に楽しんで頂くためには何が最善かと眠れないほど悩んだと告白した。それでも早くファンの皆様にお会いしたいとイベントを前にした心境を語った。映画『オールド・ミスダイアリー』で年下の男というイメージが定着した彼だが、年上の女性に人気があるがという質問には判断力があり、成熟した大人の女性にとても魅力を感じると答えた。役者チ・ヒョヌと日常のチ・ヒョヌの違いについて。俳優チ・ヒョヌは与えられたキャラクターを作り上げる為に作家、監督の考えるキャラクターに合わせて常に変化をする。日常のチ・ヒョヌはファンからおしゃれな少年、また一方古臭い事を言うと言われると答えた。フォトセッションを挟み、２年ぶりのファンミーティングになるが今後は頻繁に開催できるように努力するので応援して欲しいと結んだ。
ファンミーティングでは一転おしゃれな帽子を被って登場したチ・ヒョヌ氏、ご挨拶の後はいきなりのフォトタイムとなった。中央に張り出したランウェイの先端まで出て、プーケットで焼けたと言う小麦色の肌とそのとびっきりのキュートな笑顔で多くのファンのカメラに収まった。そんなファンサービスに大きな歓声を上がる中フォトタイムが終了するとすぐに帽子を脱いでバサバサとヘアスタイルを直した姿も何ともキュート。
前回のファンミから２年間、休みなく活動してきた彼はやっと自身を振り返る時間が持て、自身を愛する方法も学ぶようになったと言う。そんな彼自身が語った自分の好きなところは？と言うと、顔はまあまあで、良く笑いよく泣く、全ての事に何かを感じるようにしているそうだ。このあたりは俳優としても大切な事だろう。そして今回私がチ・ヒョヌ語録と名づける事にした彼のキュートな発言、まず１つ目に上げたいのは＜僕って結構魅力的でしょ！＞ 勿論ファンは大きな拍手で答える。
続いて作品の撮影エピソードなどを聞くコーナー。
韓国で大変人気だったドラマ『愛しの金枝玉葉』、漢江に入るシーンでは他人を助けられるほど水泳の実力がないため、相手役を踏み台にしてしまって後々まで恨まれたとエピソードを披露、水中で足が付かないと不安になるそうだ。
国民の弟と呼ばれる事についてはチ・ヒョヌ語録第２＜それでも僕に男の魅力を感じるから皆さんここにお越しになったのでしょ！僕のしぐさで魅力的でないところってどこ？＞とここでもキュートな答え。自己催眠をかけるのが得意という彼、自ら“僕は出来るんだ、魅力的なんだ！”と自己暗示をかけるのだそうだ。
つづいて恋愛感について。いつも一緒にいて何処へでも一緒に行き楽しみたいと答える。ＭＣの突込みには＜僕はこう見えてもお坊ちゃまですから。＞とチ・ヒョヌ語録第３。良いパパになりそうな彼は『愛しの金枝玉葉』の撮影で子供が欲しくなった、自らの子供にはライオンのようにワイルドに育って欲しいと語る。
小さい頃は兄の方がもてたというその兄、チ・ヒョンス氏登場。綺麗な日本語で“ミナサン ハジメマシテ、ワタシハ チ・ヒョンス デス。”とまずは挨拶をした。その声もなかなか魅力的。ご兄弟があまり似ていないという会場からの反応に対して“そっくりだったら面白くないでしょ！ 其々魅力があるんですよ。” とはチ・ヒョンス語録という事になる。（ご兄弟、似ていますか？）
小さい頃はお兄さんの方がもてたそうですが、と改めて問われると“それは事実です。”と答える兄ヒョンス氏、最近はその人気が逆転し、弟はそのことを強調すると話す兄ヒョンス氏だがそれでも弟の人気に嬉しそうな笑顔を浮かべた。“弟を宜しく！”と頼んだその声はやはりそっくりだった。その間ずっと下を向いていた事は問われたヒョヌ氏は“僕はもともと男の顔は見ないんです。” とヒョヌ語録をまた一つ。それでも握手をして仲の良さを強調した。
ここでチ・ヒョヌの歌を聴きたいという多くのファンに応え、まずは『愛しの金枝玉葉』のドラマのシーンを再現して「♪サランハムニダ」を歌う事に。この曲ＴＩＭが歌って大人気だった曲だ。そして会場のファンの中から相手役を選ぶことに。お相手役となった方がとてもキュートなおばあちゃま、可愛らしいと言った方が当たっているような方で会場も大いに盛り上がった。
続いての曲はサザンオールスターズの「♪つなみ」、こちらは日本語の歌をと言うファンのリクエストに応えたもの。上着を脱ぎ始めた彼に会場からは“キャー！”と悲鳴が上がる。すると彼は“＜今日は僕の体で皆さんにサービスします。”＞こちらもチ・ヒョヌ語録の一つ。マイクを向けられたファンも加わりとても甘美な声を披露した。両曲とも兄ヒョンス氏がキーボードを担当した。
次に行われたのは「ヒストリー オブ チ・ヒョヌ」と題されたトークコーナー。幼い頃は真ん丸い顔をしてお人形みたいでとても可愛かったとは兄ヒョンス氏のヒョヌ氏を表現した言葉、ヒョヌ氏はしきりに照れている。兄弟げんかは？という問いには当時レスリングが流行っていていつも兄に技を掛けられたとヒョヌ氏。仕返しは？に対して＜許す事が一番の復讐だ。＞また一つヒョヌ語録。正直に言うと大人になってから男兄弟も良いものだなと思っていると兄ヒョンス氏。“なんで今日はそんなにキザなコメントするの？”とヒョヌ氏。
男兄弟で得する点は体つきが似ているので洋服の貸し借りが出来る事と言うヒョンス氏に弟ヒョヌ氏は“黙ってね！”と ちくりと返す。それでもハグで兄弟愛をたっぷりと表現し、兄ヒョンス氏は一旦退場した。
ステージ上では選ばれたファンが直接質問をするコーナー。演じるキャクターは全て自分の中にあるものを少しずつ反映している。自身の事を過激であるが小心者だと表現した。
また年上が好き？それとも年下が好き？という質問はファンの流暢な韓国語で行われた。“み～んな好き！”間髪入れず応えた彼は大声で笑った。好きな食べ物は？お寿司に納豆。そう言えば韓流スターに納豆はとても人気だ。きゅうりはちょっと苦手。またこのコーナーでは逆にヒョヌ氏からファンへ質問をしたり、お互いに名前を呼び合うというハプニングも起きた。ちなみにチ・ヒョヌ氏の血液型は昨今何かと話題のＢ型だそうだ。
引き続いて行われたのはファンが女優となって俳優チ・ヒョヌとドラマのシーンを共演するコーナー。演じるときのコツは相手の目を見つめ、感情を読み取る事と彼、そして選ばれたのは３シーン。第１は『オーバー ザ レインボー』のおんぶのシーン、腰を回したりして準備運動をする彼。会場からは“カット！”と声がかかるし、ファンをおぶったヒョヌ氏は思わず“オモニ！”。ファンを下ろして“ヒュー（汗）！”と彼。会場は爆笑の渦に包まれた。
続いては『愛しの金枝玉葉』からカップルリングを渡し、“オッパーサラゲヨー！（愛しているわ！）”の１シーン。どの指に入るかと探す彼、ここでも爆笑が起きる。このリングはそのままファンへプレゼントされた。
第３番目は『マイ スウィート ソウル』から、“宇宙は何歳か知ってるかい？宇宙は１４５億歳だよ、・・・”の名場面。このせりふ、ヒョヌ氏は上手な日本語での演技となった。
其々のシーンについてファンとの共演の感想を訊かれ、少し間違えてるとゴメンナサイと謝るも＜人は少し隙がないとね！＞とここでもヒョヌ語録に一つ付け加えた。少し披露した日本語だったが韓国から日本語を学びに来たキャラクターで日本のドラマへ出演するのも面白いかもと話す彼、普通はもっと日本語を学んで出演してみたいと答えるものだがそこはチ・ヒョヌ流、さすが意表をつく表現で抱負を語る。しかも“ここに監督はいらっしゃっていませんか？”と自身が即座に売り込むところも彼ならではだろう。
ここにお越しの皆様全員と直接話したかったと少し残念がる彼、率直なもの言いも魅力の一つだ。
さてファンミーティングはまだまだ続く。
休憩明けには来日までの様子が紹介された。日本でのファンミーティングの為に久しぶりに美容院に行った彼、そして出来上がったヘアスタイルに会場からは笑いが起こる。また僕が本格的に活動を始めた所と放送局ＫＢＳを紹介、その仕事ぶりが紹介された。次は映画のアフレコの仕事現場、続いては僕を応援してくれている日本でもお馴染みの人の下へ。それはリュ・シウォン氏だった。“弟のように可愛い後輩なので応援して！”とファンクラブ設立一周年のお祝いの言葉とともにビデオレターが寄せられた。さて次の映像は兄ヒョンス氏が帰宅しての来日前最後の深夜の練習シーン、つづいて来日当日空港を出発し日本に到着してこれからホテルでインタビューを受けると紹介、またイベント当日の様子も紹介された。
少し恥ずかしそうにブルーの半ズボン姿で登場したチ ブラザーズのミニライブがスタートした。もともとグループで歌手活動していた彼だがソロ歌手活動も始めたチ・ヒョヌ氏、独特な雰囲気で俳優としての人気と合わせその歌声も一層注目されている。
自身の曲は勿論、韓国の演歌としては日本で最も有名であろう「♪釜山港へ帰ろう」を日本語で。その意外な選曲と独特な「♪ヒョヌ釜山港・・・」をたっぷりと披露。続いては大好きだというビートルズのナンバーをメドレーで、ここでもファンとともに大いに盛り上がった。昔は僕の公演でヒョヌが良く手伝ってくれたが今回弟の事を助けられて光栄だったと兄ヒョンス氏。チ・ヒョヌ氏ソロステージも用意され、彼自身が作ったという日本語の曲、そしてファンと歌って楽しもうと用意されたのは「♪愛しのエリー」、歌手チ・ヒョヌも堪能する事となった。
ファンの元へ一歩でも近づこうとステージぎりぎりまで出て
ちゃがんで目の高さを合わせようとするチ・ヒョヌ氏
使っていたギターのピックもかっこよく指で飛ばしてプレゼント
さて恒例のプレゼントコーナー、特筆すべきは自身のお金で自身でセレクトしたと強調した品々。そのセレクトの基準は？というと僕が欲しいもの。水筒にお弁当箱、それに一番時間をかけて選んだというスリッパ、これにはＭＣが突っ込みを入れる。すると“ウェヨー？（どうして？）”と彼。ここでもチ・ヒョヌ節と彼独特のセンスが光るコーナーとなった。
前向きな姿勢は最近努力している事、＜自分自身を愛さなければ他人を愛せない。＞これは今回私が選んだチ・ヒョヌ語録で最も気に入った言葉だ。
今後の活動について俳優チ・ヒョヌとしては今まで良い人間のキャラクターが多かったので今度は詐欺師をやってみたい、もちろん僕がやるのだから魅力的な詐欺師をと言う。また歌手チ・ヒョヌとしてはグループ活動をしているザ・ナッツとは別に今年中にソロアルバムのリリースを目標にしているとの事だ。６月には新しい映画の撮影に取り掛かると言っていたので今頃は『アタック ザ ガスステーション ２』の撮影に忙しい日々を送っているのかもしれない。乞うご期待だ。
最後に来場したファンへの感謝とともにまだ足りないところ、これから学なければならないことが沢山あるが一層努力すると謙虚な挨拶をした彼、ドラマ、音楽活動で一回り大きくなりもう少し頻繁に来日したいと抱負を述べた。
服を脱ぎ始めた彼、ＭＣが“何してるの？”と訊くと“最後だから僕の体もお楽しみいただこうかと思って！”
最後の最後まで爆笑を誘うコメディアン顔負けのトークセンス、いつも明るい声のＭＣイ・ユミさんの絶妙な進行もあり大盛り上がりだった今回、ファンはチ・ヒョヌを丸ごと堪能した事だろう。続いては握手会、撮影会となった。
さて４時間強に及んだ今回のファンミーティング＆ミニＬＩＶＥ、チ・ヒョヌ語録が出来るほど楽しいものとなった。＜自分自身を愛している姿をファンも愛してくれているのだろう＞とは彼の言葉だが、チ・ヒョヌの魅力に大いにはまったひと時となった。
『チ・ヒョヌ ファンミティ－ティング＆ミニＬＩＶＥ Ｉｎ ＴＯＫＹＯ』
主催 ：（株）ＫＪーnet http://www.kj-net.jp/
チ・ヒョヌ ジャパンオフィシャル ファンサイト
http://www.j-hyonwoo.com/
＊この「上野まり子のアジアンスターインタビュー」は携帯からもアクセスする事が出来ます。しかし記事が長い為にご不便をお掛けしているようですが、このページの意図をおくみ頂きお楽しみ頂けたら幸いです。
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上野まり子さま、こんばんは♪
チ・ヒョヌ君の魅力満載のファンミだったのですねー
『オーバーザレインボー』では、ステキな歌とダンスを披露されてました(#^_^#)
お兄さま・・・似てらっしゃいません！！笑
by haruharu20 (2009-06-09 23:29)
こういう「笑顔」に弱い！？何だか分る気がします
by ulyssenardin36000 (2009-06-10 00:08)
haruharu20様
お久しぶりです。
そういえば今回ダンスは披露してくれませんでしたね。
お兄様とは声が似ていましたね。そこはやはりご兄弟です。
本当に楽しい会で来場したファンの皆様は
大満足でお帰りになったのではないでしょうか。
またお越し下さい。
by 上野まり子 (2009-06-10 01:16)
ulyssenardin36000様
ご訪問ありがとうございます。
天性の笑顔、天使の笑顔とも言えますね。
とても楽しい魅力的な方でした。
またお越し下さい。
by 上野まり子 (2009-06-10 01:20)