１９０ｃｍの長身に甘い微笑みイ・ギウ来日：上野まり子のアジアン・スターインタビュー：So-netブログ

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１９０ｃｍの長身に甘い微笑みイ・ギウ来日　[韓国俳優取材REPORT] [編集]

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こんにちは　上野まり子です。

続いてコンサートＲＥＰＯＲＴをもうひとつ。
現在WOWOWで放送中の『スターの恋人』のOSTを生で聴こうというコンサート『スターの恋人オフィシャルコンサートin Tokyo ２００９』が６月２７日中野サンプラザにて開催された。
『冬のソナタ』『天国の階段』で“涙の女王”と呼ばれるチェ・ジウと『リメンバー・ミー』『オールド・ボーイ』『美しい野獣』など映画界で活躍中のユ・ジテが初のドラマ出演として主演した『スターの恋人』は『冬のソナタ』の脚本家オ・ヨンスが６年ぶりにチェ・ジウと組んだ話題作、スターと小説家という個性的な二人が障害を乗り越え真実の愛にたどり着く様を見事に描いたせつない大人のラブストーリーだ。
チェ・ジウが演じるのはアジアのトップスター女優イ・マリ、一方ユ・ジテが演じるのは貧乏な小説家志望の大学講師キム・チョルス。ひょんな事から共に暮らすことになった２人、イ・マリに会ったことでチョルスの人生はこじれ始め、劇的に変わっていく。
演出はアジドラで放送した『ロビイスト』のブ・ソンチョル、芸能界が舞台ということで豪華スター達がカメオ出演して花を添えた。
ロケは日本でも行われ、昨年番組でお届けした『ソ・ジソブ写真衣装展』でお世話になったUSJも撮影の舞台となった。私の番組のご担当者がやはりこのドラマロケの担当もしており、その時のエピソードを語ってくれた。
さてそんな素敵なドラマにはOSTが欠かせない。最近このようなドラマOSTをテーマにしたコンサートが多いが今回もその一つ、実力派歌手が勢ぞろいした。
またドラマに出演しているイ・ギウ氏が来日し花を添えた。歌手として来日したシム・ウンジンさんは俳優としてもこのドラマに出演している。

コンサートを前に記者会見が行われた。
左よりキム・ドンウク、Ｃｉｅｌ、シム・ウンジン、イ・ギウ、中村由利子、ファヨビ、ＴｈｅＲａｙ
（敬称省略）
自己紹介とご挨拶をした後このドラマの印象についても一言ずつ述べられた。

コンサートでの来日は初めてというＴｈｅ　Ｒａｙ氏は緊張しながらも参加できて光栄だとした。韓流スターとしてはずせない俳優が出演しており、日本と韓国の素敵なところが沢山出てくるのでそうした映像も楽しんで欲しいとした。

いつも独特な雰囲気のファヨビさんは『スターの恋人』をドラマとはまた違った魅力で皆さんにお届けしたいと抱負を語った。

つづいて韓国でも人気で先月もコンサートをしてしたばかりだという中村由利子さんは全編すばらしい音楽で綴られている作品だとし、今回のコンサートは自身も楽しみたいとその優しい微笑で挨拶した。

いつも暖かく迎えてくれる日本にとても感謝しているとしたＣｉｅｌ氏はすてきな雰囲気で素敵なひと時を過ごして欲しいと挨拶し、韓国と日本の美しい風景が映像美となり、音楽と融合して素敵なドラマになっていると感想を述べた。

『スターの恋人』のエンディング曲を担当したキム・ドンウク氏はコンサートを最後まで楽しんで欲しいと挨拶した後“映画のように素敵なドラマで・・”、ここでシム・ウンジンさんから“そういうのを映像美と言うのよ！”と突っ込まれながら彼独特の間で記者席を笑いの渦にした。

突っ込んだ元Baby V・O・Xのシム・ウンジンさんは第６話以降、女優としても出演している。何年ぶりかの日本だがいつも暖かく迎えてくれてと挨拶し、和気藹々としていた撮影現場だった、悪役だったが皆さんに楽しんでいただこうと一生懸命に演じたと話し、ＯＳＴも応援して欲しいとちゃっかりアピールするところはさすがキャリアを積んできているだけのことはある。

そして『イブの反乱』『Sad Movie』と映画やドラマに縦横に活躍しているゲストのイ・ギウ氏は身長１９０cmとすらりとしたスタイルに甘いマスクで優しく微笑む。“映画俳優のイ・ギウです。”とご挨拶した後、このドラマは韓日の美しい風景が沢山出てくる大人の童話で、涙なくしては見られない物語ながら楽しい作品だと紹介した。（順不同）
この後フォトセッションに移り記者会見は終了となった。

『　スターの恋人　オフィシャルコンサートin Tokyo ２００９』
煌く星空をライティングでイメージしたステージは中村由利子さんのピアノ演奏『スターの恋人』メインテーマからスタートした。

トップを飾ったのは圧倒的な声量を発揮したシンガー・ソングライターのＴｈｅＲａｙ氏。この日が初めての日本のステージという彼は映像美が参加のきっかけとなったという『スターの恋人』、ＯＳＴより「♪Ｎａｍｅ」を。そして本名で歌ったというドラマ『ガラスの華』の主題歌「♪Ｓｏｎｇ　Ｆｏｒ　Ｙｏｕ」をアカペラでほんの少し披露した。このドラマも日本が舞台のひとつとなっていたため日本ロケが行われ放送当時話題となった。日本の歌の多様性に魅力を感じるという彼は桑田佳祐、平井堅、ＥＸＩＬＥが好きだと言う。この日は桑田佳祐「♪明日は晴かな」を選曲、すばらしい日本語でピアノの弾き語りを聴かせた。

続いて日本はとても美しい国だとその印象を述べたＣｉｅｌ氏は初来日、非常に緊張して登場となった。２００３年デビューの彼はドラマ『いかさま師（タッチャ）』、『サムデイ』のＯＳＴにも参加している。『スターの恋人』ＯＳＴから彼の作詞作曲による「♪言いたい言葉」、そして第１集よりＲ＆Ｂのイメージで「♪Another Days」。

日本での歌のステージは久しぶりとなるシム・ウンジンさんはＯＳＴから自身の作詞による「♪貴方を時々忘れること」からスタート。実は韓流と言う言葉は彼女の存在なくしてはないという。来日公演も１０回以上と言う彼女は女優としても活躍中でこのドラマにも出演している。

映像を見ながらのトークタイム、彼女はチェ・ジウ演じるスター　イ・マリのマネージャー　ソ・イエリン役を演じている。同じ環境にいるため当初役作りのために周りを見て研究をしたという彼女だが人物の設定を考えて演じるように演技指導を受けたと言う。ドラマ後半では違う姿をお見せする事になると匂わせた。歌手は瞬間的に表現するもの、俳優はその点では作品として出来上がるまで時間的余裕があるが歌手と俳優はそれぞれ違う魅力があるとした。

さて本日のゲストお一人目はコンサートスタートでピアノ演奏を披露した中村さん、自身も韓流ファンである彼女はソ・ジソブ氏主演ドラマ「ごめん、愛してる。」、チョ・インソン氏の『春の日』他、数多くのＯＳＴに楽曲を提供している。『スターの恋人』はすばらしい曲で彩られているが、作品中に何度も出て来る印象的な曲だからとショパンの「♪ノクターン」とＯＳＴからオープニングにも使われている「♪思い出が降る夜」をメドレーで、最後にハン・ヘジン、カン・ジファン主演『がんばれ！クムスン』からやはり彼女の提供楽曲「♪あなたが微笑む日」を演奏、会場はしっとりとした雰囲気に包まれた。

さていよいよＳＰゲスト　イ・ギウ氏が登場、会場からは大きな拍手が贈られた。
ご覧の通り日本語もうまくないと言いながらも、しっかりと挨拶した彼、“めっちゃ　多いね！”と誰に教えてもらったのかそんな言葉も披露した。“ドラマを沢山愛してくれて出演者の一人としてとても感謝しています。”そう挨拶した彼、但しカンペを堂々と見ながらだ。５回目の来日となる彼はこれだけの人の前に立つのは初めてで緊張していると言うがまずは日本語の挨拶も無事に済んだ事で一安心の様子だ。
演技は中学時代から興味があったが大学時代にモデルをしていた事が俳優になるきっかけになったと言う。デビュー作はソン・イェジン主演ドラマ『ＬＯＶＥ　ＳＴＯＲＹ』。

さてスクリーンにはドラマ『スターの恋人』、チェ・ジウさんとの出演シーンが映し出された。チョン・ウジンという社長役だったという彼、そのキャラクターと似ていたと言う。
『映画館の恋』（ホン・サンス監督）によってデビュー２年目でカンヌのレッドカーペットを歩いたというラッキーボーイのイ・ギウ氏だ。映像メッセージは主演チェ・ジウさんからちゃっかり自分の事もアピールするのも彼女なら許してしまう。

韓国でプロポーズの時の曲として有名な名バラード　イ・ジョク氏の「♪タエギダ（良かった）」、プロの歌手の中で自分は何をお見せしたら良いかと悩んだという彼はそれでも歌をプレゼントした。１９０cmという長身でまっすぐと立って歌う彼、その素直な歌声に彼の性格が現れているようだ。

さて後半のステージは『ドラマ韓歌コンサート』でも来日を果たしたキム・ドンウク氏、ＯＳＴから「♪Magic」。独特な雰囲気で話す彼は途中ＭＣの古家さんを今更紹介したりお茶目な所を見せるがおそらく天然だろう。夢は日本のアニメ『ワンピース』の主題歌を歌う事という程の大ファン、放送日が明日だと聞くやその喜び様は尋常ではない。ドラマ『ファンジニ』、『プラハの恋人』ＯＳＴにも参加している彼、次に歌ったのはうって変わってビリー・ジョエルの名曲「♪ピアノマン」、ハモニカも用意したピアノの弾き語り、驚いたのは先とまったく違う発声方法だった事、プロなので当然かも知れないが心から音楽を楽しんでいる事が伝わってくる。“若い頃のビリー・ジョエルにそっくりだ。”とはＭＣの古家さんの言葉だ。

いつもちょっと不思議な雰囲気を持つファヨビさんの登場。まずは韓国での活動曲「♪半分」をさすがという貫禄の歌唱力で歌い上げた。
日本の観客はいつも集中して聴いてくれるからうれしいと言う彼女、実は忙しくてドラマは第１話をほんのちょっとしか見ていないが、良いドラマは一話を見ただけで良いと判る。このドラマは〈見たくなるドラマ〉だと彼女らしい表現をした。
つづいてポップスからとホイットニー・ヒューストンの「♪Run To You」、韓国歌手の中でもピカ一の歌唱力を誇り、これぞシンガーという感じで実にうまい。

さて本日のテーマである『スターの恋人』ＯＳＴからラストを飾ったのは「♪心の中の話」。
ドラマを彩る数々の曲たち、『スターの恋人オフィシャルコンサートin Tokyo ２００９』はこうして幕を閉じた。

ドラマは残すところわずかとなったが現在WOWOWにて放送中だ。またKNTVでは８月６日から、TV東京にて８月２５日から放送が開始される。

『スターの恋人』
WOWOW関連ページ
http://www.wowow.co.jp/drama/star/index2.html
KNTV関連ページ
http://www.kntv.co.jp/prog/detail/?p=10306
テレビ東京関連ページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/star/

またDVD、OSTも販売されるのでご案内しておこう。
『スターの恋人』　DVD-BOX
BOXⅠ：１１月　６日（金）発売
BOXⅡ：１２月２４日（金）発売
価格　各21,000円（税込）

『スターの恋人』　オリジナルサウンドトラック
１０月２日（金）
価格　3,675円（税込）

発売・販売：メディアファクトリー