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『Winter Night With ソ・ジソブ in Universal Studios Japan』 取材REPORT [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]


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あけましておめでとうございます。 上野まり子です。
本年はこちらからスタートいたします。

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今年3月に公開となるソ・ジソブ、カン・ジファン主演映画『映画は映画だ』。
そのソ・ジソブ氏は2008年12月、暮れも押し迫った26日にイベントを開催した。
前日の土砂降りが嘘のように朝から快晴となった大阪、ユニバーサルスタジオジャパンの上空はイベント開始時間が近づくと一転、夜叉の出現かと思わせる異様な雲に覆われ始めた。しかしイベントが開場するとファンの熱気によってか雲の隙間からはその日残りわずかとなった日差しが顔を覗かせた。

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関西では始めてのイベントとなる『Winter Night With ソ・ジソブ in Universal Studios Japan』は施設内ウォーターワールドで開催させた。ここはケビン・コスナー主演のSF未来アクション映画「ウォーターワールド」を再現したアトラクション、何世紀にも及ぶ環境破壊の末に地球の温暖化が進み地球に大洪水が起こり、全ての陸地は消えて世界はついに海の底に沈んでしまう。それから数世紀。かつて地球と呼ばれたこの惑星にはわずかな人間だけが残され、文明と共に漂流を余儀なくされた彼らは海中から引き上げられた既に消滅した世界の残骸から、巨大な人工の浮遊都市を築いていた。そして彼らはウォーターワールドとなったこの星に唯一存在すると言われる伝説の陸地“ドライ・ランド”を求め、最後の希望 を夢に冒険の航海に旅立つというストーリー。ラグーンを模した池とかつての地球の残骸に見立てたガラクタが積みあがった海賊のアジトを髣髴させる雰囲気、池中央に突き出したぺニンシュラと名づけられたステージとそのはるか上空13mにも水面に突き出したステージが設定させている。ファン達はというと池を取り囲む客席から今や遅しとじっと見つめる。

いよいよイベントはスタート、カンツォーネが流れ、左右に用意されたスクリーンには写真集やカレンダー撮影時のメーキング映像、横浜でのファンミの際のタキシード姿や「♪ 雪の華 」を歌うシーン等など懐かしい映像、また最新の映像レコーディング風景が映し出された。そしてMCが“ソ・ジソブさんで~す。”と声高らかに宣言するとファン達は一斉に興奮の声を上げる。それもそのはず、ファンイベントとしては2006年以来約2年ぶりとなる。はやる気持ちは当然だ。ところが姿を現したのは海賊とおぼしき2人の男、“何でもすごいスター、ソ・ジソブとか言うやつが来ているらしい・・・。知らねーなー。” その言葉にややブーイングの気運。そこへ黒いスーツに黒いロングコートと黒ずくめの衣装の正義の味方ソ・ジソブが登場となり悪者を退治する。二人の男は13mの高いステージからラグーン池へと投げ込まれる。“アニハセヨー、パンガスミダ。ソ・ジソブです。”(こんにちは お会い出来て嬉しいです。ソ・ジソブです。)上空からファンに丁寧にお辞儀をした彼、しかし旋風のように現れ、またすぐお会いすると言い残しあっと言う間にアジト奥へと引き上げ姿を消してしまった。3000人のファンはじっと様子を覗う。

すると今度はレゲイのリズム、左右に用意されたスクリーンには『So jisub in HABANA』の文字、彼が昨年10月にキューバのハバナを訪れた際の映像が映し出された。“27時間かけて今着きました。”と彼、カメラ片手に気ままに一人旅を楽しむ雰囲気であちらこちらと向けられるレンズ、白いランニングにがっしりとした肩が覗く。赤いオープンカーでの撮影シーン、ミラーのサングラスで寛いだ雰囲気、タバコを吸う姿も格好が良く、南米の強い日差しも心地良さそうだ。今度は市場で指輪をあれやこれやと手に取る彼、お気に入りが見つかったようでお買い上げ、ジーンズのポケットから無造作にお金を取り出す。キューバは情熱的で独特な雰囲気、写真撮影には格好の場所だとお勧め、次回行ってみたいところは北極か南極だそうだ。また『映画は映画だ』のカンぺ役から『カインとアペル』のチョインになる為に6ヶ月間伸ばしていた髭を剃ったとちょっと変な感じだと告白。本邦初公開となった映像をファン達は食い入りように見つめる。

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さて「G」という名前で歌ったことを告白した「♪ 孤独な人生」のテーマ曲が流れ、ソ・ジソブ氏は海賊の名がついたディーコンボートに乗って颯爽と地上への登場となった。その姿にファンは“きゃあー!”と悲鳴に近い歓声を上げる。旋回してファンを見渡しながら手を振る彼、ファン一人ひとりを見逃すまいとするまなざし、うれしそうな笑顔。もう一度ご挨拶、この日初雪が舞い散った大阪、天もファンとの出会いを祝福してくれているようだとジソブ氏、肌寒い日だけれど暖かい時間にしたいと忙しい中来日したが気分はとても良い、興奮して夕べは眠れなかったと言う。
新作 映画『映画は映画だ』の撮影は大変苦労したがベストを尽くし良い作品になったので多くの方に見て欲しいとした。この映画で第28回青龍映画祭において男優演技賞を受賞した彼へ、ファンはおめでとうの拍手を贈ると“皆さんありがとうございます。この賞は私だけのものではなくチーム全員が頂いたものと思っています。”と苦労を共にした仲間達に賛辞も忘れない。
また『孤独な人生』でラップを披露した彼はコンサートも開いてみたいと夢を話すとファンはすかさず約束してとせがむ。彼は小指を高くかかげてファンと約束をした。
続いてファンからの質問コーナー。ボックスから選ばれた座席番号、ソ・ジソブ氏自らファンの名前を呼んで質問に答えることに。ジソブ氏に直接名前を呼ばれたファンはその場に立って直接質問、天にも舞い上がる気分でドキドキして質問の声も出ないファン、ソ・ジソブ氏はまぶしそうに手をかざしてお顔を見ようとする。
“チカゲサン オネガイシマス。”とジソブ氏。
チカゲさんは震える声で“え! え! えっと!バンジージャンプ、スカイダイビング、コーヒーカップ、スパイダーマンの中から1つだけやらなければならないとしたらどれを選びますか?”
ジソブ氏はスパイダーマンと言うアトラクションは知らないが、バンジージャンプは以前経験はあるし、コーヒーカップも以前に乗ってとても楽しかったと。若い頃から芸能界で生きている彼は遊園地に行ったことがないから行ってみたいと言っていた。そういえば1昨年だっただろうかクリスマスの頃に東京近郊の遊園地でコーヒーカップに興じ、ハンドルをぐるぐると回して楽しそうな姿を見た気がする。あとはスカイダイビングだがこれはまだやったことがないとし、機会があればと答えた。
次は“カオリサン オネガイシマス。”
カオリさん:分身がいたら何をしますか?
それに対し随分休んでいたので好きな仕事を思いっきりやってみたいと答えたジソブ氏、もう一人分身がいたら俳優ではなく一般人として暮らしてみたいと答えた。
“トモコサン オネガイシマス。”
トモコさん :一つだけ願いが叶うとしたら
今寒いので暖かくなってここにいる皆さんが幸せになって欲しいと彼の暖かい心にファンも大きな拍手でお礼をする。
短い時間なのが少し残念だが皆さんにお会い出来てとても幸せですと話す彼。

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続いてのプレゼントコーナーではオリジナルTシャツ、 『So Jisub in 夜叉 ゲゲゲの鬼太郎~千年呪い歌~』DVD、『Winter Night with So Jisub in Universal Studios Japan』のサイン入りの特製アルバムが贈られることになった。
BOXから座席番号の抽選をするソ・ジソブ氏、引き当てた券を一枚一枚丁寧にMCへと手渡す。時々目を細めてファンを見ようとライトを遮る様に翳す美しい手、寒さのせいか彼の澄んだ目はこころなしか涙目となってキラキラと光る。

特製アルバムは直接渡したいとジソブ氏の希望で池を渡って前のステージに出ることに。彼を乗せたボートはゆっくりと旋回し、前に特設された一段高いステージに移った。ファンへ直接プレゼントを渡した彼、他のファン達は皆羨望のまなざしだ。

ここで最後にもう一つのサプライズ、本人のたっての希望と池を渡ってファンの元へ一歩近づいた彼だが、特設された高いステージから降りてもう一歩ファンの元へ。Gの名の下に歌った「♪ 孤独な人生」が会場中に鳴り響く中、扇方になったファンの客席の端から端へと丁寧にお辞儀をし、手を振る彼。ファン一人ひとりを胸に焼き付けている様子だった。イベントではよく握手会なるものが催され、ファンはステージに待つスターの元へと上がって行くわけだが、今回はソ・ジソブ氏がファンの元へと自らがやって来たのだ。ファンにとってはまたとない大接近となる。左右一杯の客席まで丁寧に挨拶した彼は最後の最後までお辞儀をし、手を振りファンの暖かい拍手に送られて姿を消した。彼の目が名残り惜しそうだったのが印象的だった。
ウォーターワールドに集まったファン達、凍えるような外気など物ともせずソ・ジソブ氏の傍で心暖かい冬の夜になったことだろう。
このステージは18時から2回目が開催され、その後プレミアイベントが行なわれて400人のファンとのマスコミにも公開しない密会となったようだ。プレスの私は知る由もない。

こうして初雪が舞い散る大阪の地にジソブ旋風を吹かせて、翌日には仕事の待つ現場へと帰国の途に就いた。
待望のドラマ『カインとアペル』の撮影と世界的な女優、中国のチャン・ツィイーとの映画の撮影にアジアをまたに駆け撮影中のソ・ジソブ氏、今年3月に公開を控える主演映画『映画は映画だ』の予約チケットも好評な売れ行きだそうだ。次回は舞台挨拶での来日になるのだろうか。2月には本国でその新作ドラマ『カインとアペル』の制作発表会の予定もある。青龍映画祭で男優演技賞を獲得した彼は演技大賞を目指すと宣言している。私もファンのひとりとして大いに期待して見守っていこうと思う。

 

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(11月22日 歓迎セレモニー)

前日までニューヨークエリアでは『ソ・ジソブ写真衣装展』が開催され、3月公開の映画『映画は映画だ』の衣装の他、2008年夏に公開された映画『ゲゲゲの鬼太郎 ~千年呪い歌~』でお召しになった「夜叉」の衣装も展示された。写真の方はイベントで紹介されたハバナを訪れた際のオフショットやソ・ジソブ氏自身の趣味でもある写真撮影による作品が展示された。また11月の歓迎セレモニーの際に作成されたハンドスタンプにファンは手を添えたり記念写真を撮ったりと盛会に終了した。この写真展、東京での開催も希望したい。また以前ソ・ジソブ氏の撮影した写真を実際に拝見したことがあるが、グラフィックの世界にいた私が見てもなかなかのセンスだった。こちらも一部公開されているようだが大々的な発表をするのも良いのではないかと思う。実は彼の声にいち早く注目した私は彼の声によるプロモーションを提案したことがある。その結果かは知らないが彼の声を聞くことができるテレホンカードも商品化されたことがある。また実際に『孤独な人生』で歌手としてのデビューとなっている。『写真家 ソ・ジソブ展』も開催したらどうだろう。先見の目があると自負する私の希望だ。

この『ソ・ジソブ写真衣装展』及び『Winter Night With ソ・ジソブ in Universal Studios Japan』のイベントの模様は2月放送予定の「上野まり子のアジアンスターインタビュー」#6でお届けする予定だ。

ところで2008年年末のMBC演技大賞での大賞の授賞者は2007年の受賞者ぺ・ヨンジュン氏、そして2008年の受賞者は『ベートーベン・ウィルス』のキム・ミョンミン氏と『エデンの東』のソン・スンホン氏、受賞の為にステージに上がったソン・スンホン氏に花束を持って駆けつけたソ・ジソブ氏、兄と慕うソン・スンホン氏の受賞に誇らしく嬉しそうな姿がとても印象的だった。きっと“次は僕だ。”と大志を胸に抱いたことだろう。

さて皆様はどんな初夢をご覧になっただろう。
私は『映画は映画だ』のカン・ジファン氏には一昨年、昨年と2度インタビューさせていただいたので主演者、残るは私がこの仕事に着くきっかけとなった人、ソ・ジソブ氏へのインタビューだ。
「上野まり子のアジアンスターインタビュー」、今年最初の夢はそのインタビューにしよう。
叶いましように!

(写真提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 
 
ソ・ジソブ公式サイト
http://www.jisub.jp/


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ユニバーサル・スタジオジャパン
http://www.usj.co.jp/

 

 

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© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reserved

2009年 3月、シネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー 
上映時間:113分

配給:ブロードメディア・スタジオ


 公式サイト 
http://www.eiga-eiga.jp/

 

 

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コメント 16

翠川与志木

上野まり子さん、明けましておめでとうございます。
素敵な年になるように・・・。

今年もよろしくお願いします。
image UCASHI
by 翠川与志木 (2009-01-03 06:18) 

Qoo

写真家 ソ・ジソブ展が楽しみ(^_^)V
by Qoo (2009-01-03 07:44) 

aki-pon

あけましておめでとうございます
いつもコメを頂きながら、こちらへコメも残さず失礼しています。
今年こそは、なるべくお邪魔して、カキコしたいと思います
今年もよろしくお願いいたします
by aki-pon (2009-01-03 16:59) 

上野まり子

aki-pon様

おめでとうございます。
早速ご訪問頂き嬉しいです。

こちらから伺いますから
大丈夫ですよ。
お気遣いなく。
by 上野まり子 (2009-01-05 19:16) 

上野まり子

Qoo様

本当にご本人が写っている写真展も良いですが
写真家ジソブ展も実現すると嬉しいですよね。
by 上野まり子 (2009-01-05 19:18) 

上野まり子

翠川与志木様

おめでとうございます。
早速のご訪問ありがとうございます。

こちらこそ宜しくお願いします。
by 上野まり子 (2009-01-05 19:21) 

夢之介

謹賀新年

この間スカパー見てたら・・・まり子さん出てましたな。
韓国のイケメンに囲まれて。。。

今年もよろしく。
by 夢之介 (2009-01-06 13:31) 

上野まり子

夢之介様

番組ご覧頂いたそうでありがとうございます。
イケメンたちはとても若いので
彼らの母親のほうが若いと思いますが
局の人たちは私が何時になく嬉しそうだとひやかします。

今年も宜しくお願いします。
by 上野まり子 (2009-01-06 13:40) 

ミモザ

遅まきながら、明けましておめでとうございます。
今年も沢山の取材で楽しませて下さる事を期待します。
ソ・ジソブさんはモデルさんの出身だと聞きましたが沢山の
才能をお持ちなのですね。
かなり好きな男優さんなので「上野まり子のアジアンスター
インタビュー」が実現するよう期待しています。
by ミモザ (2009-01-06 15:26) 

nori☆J

ジソブ氏へのインタビュー、実現するといいですね。

「映画は映画だ」のチケット、3枚も買いました・・・。
公開が楽しみです。
by nori☆J (2009-01-06 15:41) 

上野まり子

ミモザ様

今年も沢山コメント入れてくださいね。
期待しています。

ソ・ジソブ氏インタビューは
今年、是非達成したい目標の一つです。

今年も宜しくお願いします。

by 上野まり子 (2009-01-06 16:00) 

上野まり子

nori☆J様

今年も沢山お越しくださいね。
コメントも楽しみにしています。

ソ・ジソブ氏へのインタビューは是非実現したい
今年の目標です。
達成できますように。

皆様も応援してください。
宜しくお願いします。

by 上野まり子 (2009-01-06 16:03) 

ハルハル♪

上野まり子さま
初めてコメントさせていただきます。
ソ・ジソブssiペンのハルハル♪と申します。

記事を読ませていただいて、USJでの王子様のようなジソブssiの姿を思い出してまたときめいております(*^-^*)

プレミアも参加しましたが、そちらは少し残念な内容で物足りなさでいっぱいです。

ジソブssiへのインタビューがぜひ実現しますようお祈り申し上げます!
応援してます!
by ハルハル♪ (2009-01-15 23:17) 

上野まり子

ハルハル様

初雪の大阪、とても寒かったですが
ファンの心は暑く燃えましたよね。

ソ・ジソブ氏はご自身の寒さより
ファンの皆様が大丈夫だったかと
とても心配していらしたそうです。

インタビュー実現できたら
彼の素敵な姿とお話を
お届け出来たらとおもっております。



by 上野まり子 (2009-01-16 00:58) 

あゆちん

こんにちは☆

イベントに全て参加したので、幸せな時間を思い出し懐かしい気持ちで読ませていただきました。

ファンの質問等忘れていた内容も書かれていたので嬉しかったです。
さすがです☆
友達の名前が出て驚きましたが(^^;)

是非インタビュー実現させてくださいね。楽しみにしています☆
by あゆちん (2009-01-17 10:52) 

上野まり子

あゆちん様

ご訪問ありがとうございます。

私がREPORTできたのは第1回ですが
全て参加なさったファンの皆様が
羨ましい限りです。

もしインタビューできたら
素敵なジソブ氏の姿をご覧入れますからネ。
お楽しみに!
by 上野まり子 (2009-01-18 02:09) 

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