キム・ドンウク1st茶話会ファンミ&ミニライブレポート [韓国俳優取材REPORT]
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こんにちは 上野まり子です。
韓国で860万人動員、4週連続ダントツ1位、そして歴代興行成績6位の大ヒット映画『国家代表!?』が10月23日(土)日本公開となる。
『国家代表!?』で高校時代に薬物使用でメダルを剥奪された元アルペンスキー選手フンチョルを演じたのは『コーヒープリンス1号店』ハリム役で一躍注目となったキム・ドンウク。コーチの娘を3週間で口説き落とすと豪語する元ナイトクラブ従業員でプレイボーイという設定だ。本作での繊細、且ついきいきとした演技が高く評価され、韓国の映画監督約250 人が選ぶ「2009 ディレクターズ・カット・アワード」の新人俳優賞を受賞している。
またその歌唱力を生かして『オン・エア シーズン2』などのミュージカルの主役を務めている。
ということで今回は9月25日に開催された「キム・ドンウク1st茶話会ファンミーティング&ミニライブ」の模様をレポートでお届けする。
場所は新宿PINK BIG PIG、イベントのスタートは『国家代表!?』のメーキング映像などの上映から。そして歌を歌いながら登場したキム・ドンウク氏。その実力に最初から驚かされる。
多くの来場に感謝する。感動したと挨拶したキム・ドンウク氏、1stファンミーティングを祝って<キョウノ デアイニ カンパイ!>と祝杯があげられた。
童顔の彼だが、その声は低く落ち着きがある。
公式来日は4度目となるが、スケジュールの都合で東京、大阪以外は行ったことがないと言う。
まずは茶和会ということでファンから事前に集められた質問やリクエストに答える事に。
ニックネイムを付けたいというファンの要請。
ファンからは<ウク様は?>、<ウクちゃんは?>、<ドン君は?>と様々な声が上がる。
キム・ドンウク氏が選んだのは呼びやすそうだと<ウッ君>。
韓国に旅行に行くからお勧めは?
氏の故郷である江原道チュンチョンをお勧め。現在もご両親が住んでいらっしゃるそうだ。
妻にしたい女性は?
ジーンズにTシャツが似合って良く笑い、家族を大切にする人。魅力的なら年齢は問わないという彼、それでも幾つ上まで大丈夫?と言う問いには10歳くらいかなと答えている。
キム・ドンウク氏は前日来日してリハーサル後、10時には就寝したという。野球好きの彼が日本で行ってみたいところは東京ドーム。温泉にも行ってみたいという。
パティシエ役もやったことがある彼だが実は料理は苦手。それでもステージ上では料理をして貰おうとホットプレイトなどの準備が整った。10数年ぶりの料理、意外と手際よく作り始めたのは子供の頃に良く作ったというチャーハン。勇気のある3人のファンが選ばれての試食コーナー。勿論“ア~ン!”と食べさせてあげて。ところで彼が食べたいのはすき焼きだそうだ。
(C)2009 KM CULTURE, SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED
ここで『国家代表!?』のPRビデオが映し出された。10ヶ月間、厳しい訓練を積んで撮影に臨んだ彼、訓練場でのシーンは全て自分達で演じたという。5人が力を合わせる最後のシーンが最も記憶に残り、観てもらいたいところという。
道路でのスキーを履いてのシーンではスキー板が外れるというアクシデントも発生。あまりの大雪に運転も出来ないほどだったとエピソードを語った。またハ・ジョンウ氏とは家族同様の付き合いだと明かした。
さてミュージカルの主演を務める彼、最初の1曲ではすまない。ミニライブのスタートだ。
1曲目はキム・グァンソクの「♪僕の歌」、今回のイベントに協力してくれたというつんくの曲の中から人気の曲たと聞いて選んだ「♪シングルベッド」等3曲をその素晴らしい歌声で披露した。
プレゼントコーナーでは『国家代表!?』のチケットとパンフレット、サイン色紙、撮り立てのポラロイド写真が抽選でプレゼントされた。
そしてこの日お越しになったファン全員には日本語で手紙を読み上げた。日本語の勉強中の彼、3ヶ月前に思いつき、書き直し、書き直ししてようやく出来たという心がこもったもの。手紙の最後に書かれた<アイシテマス>も美しい。
“良い思い出をありがとう。皆様にとっても良き思い出になりますように!”と最後の挨拶をした。
この後ファンとの握手会&フォトタイムが設けられた。
さて記者達は別室で囲み取材の時を待った。
ファンとの交流を終えたばかりのキム・ドンウク氏は疲れも見せず、笑顔で会場に姿を現した。まずはフォトセッションで多くのカメラマンのリクエストに応えた。
初ファンイベントについて、多くの不安と緊張があったが喜んでいただき幸せな気分だったと感想を述べた。ファンから付けられた<フック王子>、<フッ君>というあだ名は愛情が感じられ、帰国しても思い出すだろうとした。
(C)2009 KM CULTURE, SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED
さて1年の月日を経て日本公開となる『国家代表!?』。日本では人気のスキージャンプ競技だが、韓国では認知度が低かったそうだ。彼自身もそれ程興味がなかったという。
作品出演にあたっては、自身で決めることが多いという氏、今は社会に反抗している人物に魅力を感じている。そのような人達の心理を知りたいと出演決定の決め手を話した。
本作について共感できるものがあるだろうという彼、キャラクターのフンチョルとの共通点を訊かれ、一人の女性を一筋に愛するところは似ているが、“僕はもっと情熱的!”だとし、『国家代表!?』では社会に認めて貰えない人の底力を観てほしいとメッセージした。
(C)2009 KM CULTURE, SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED
10月23日(土)より公開
シネマスクエアとうきゅう、丸の内TOEIほか全国ロードショー
公式サイト
http://kokka-daihyo.com
【作品紹介】
2009年/韓国(原題:TAKE OFF)
35mm/シネマスコープ/SRD
146分
監督・脚本:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、ソン・ドンイル、キム・ドンウク、キム・ジソク、チェ・ジェファン、イ・ジェウン
字幕監修:いとうせいこう
【当サイト内関連ページ】
http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2010-10-21
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何だか上野さんのブログを見ていると面白そうだからこの映画見に行ってみよう~。
by クリンピア (2010-10-22 08:17)
クリンピア様
ご訪問ありがとうございます。
監督は長編3作目でも注目のキム・ヨンファ氏、勿論脚本もしっかりしている。しかもハ・ジョンウ、キム・ドンウクなどの演技派俳優n出演、
是非ご覧下さい。
またお越しください。
by 上野まり子 (2010-10-22 11:02)