パク・シフ『検事プリンセス』日本初放送放送記念イベント会見レポ [韓国俳優取材REPORT]
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こんにちは 上野まり子です。
パク・シフ、キム・ソヨン主演ドラマ『検事プリンセス』が現在KNTVで放送中だ。
11月4日中野サンプラザにて『検事プリンセス』日本初放送記念イベント『皆プリンセスナイト Powered by KNTV』が開催された。
出演はイケメン弁護士ソ・イヌを演じたパク・シフと検事チェ・ジウン役チェ・ソンホ、
演出のチン・ヒョク監督。そしてOSTのプロデューサーで人気作曲家のオ・ジュンソン監督、
OSTに参加したMonday Kiz。豪華出演者で趣向を凝らしたイベントが行われた。
残念ながらスケジュールの都合でイベントは取材が出来なかったが、イベントに先駆けて
パク・シフ氏、チン・ヒョク監督の記者会見が行なわれたので、レポートでお届けする。
記者会見会場、パク・シフ氏、チン・ヒョク監督は大きな拍手に迎えられ、揃って登場した。
パク・シフ氏は2005年ドラマ『怪傑 春香(チュニャン)』でデビュー、『一枝梅ーイルジメ(』(’08)のヒョン・シフ=チャドル役で大ブレイク、人気俳優の仲間入りを果たした。
『家門の栄光』では初の主演を務めている。また今年6月の上海テレビフェスティバルでは韓流大使を務めた。
チン・ヒョク監督はドラマ『女王の条件』(’05)『独身天下』(’06)で助監督を務めた後、
『風の絵師』('08)、『華麗なる遺産』('09)等に続き今作品を演出、SBS看板監督と言える。
“コンニチワ パク・シフデス。お会いできて嬉しいです。”と日本語と韓国語を交えて挨拶した
パク・シフ氏、チン・ヒョク監督も“コンニチワ。”と日本語で挨拶した。
クールな中にも優しさを秘めたイケメン弁護士ソ・イヌは韓国で「ソビョンアリ(ソ弁護士病)」と言われる程の人気を得た。ソ・イヌはある時は不良っぽく、ある時はシリアスに、はたまた時には悪い男にと様々な姿を見せる事が出来そうだと台本を受け取った時からキャラクターに魅力を感じていたというパク・シフ氏、日本のファンにもドラマをお楽しみいただきたいとした。
さてパク・シフ氏にとってチン・ヒョク監督はどのような人物なのだろう。
見ての通り純真な心の持ち主だが、いざ撮影に入るとカリスマを発揮し、スタッフをしっかりと纏め上げる力を持った監督。そして俳優が演じ易いように充分な配慮と気遣いをしてくれる。監督に助けられて苦労せずに演じ、撮影を終えることが出来たと振り返った。
それでは監督はパク・シフ氏をどのような俳優だと思ったのだろう。パク・シフと言う俳優はこれまでジェントルな役や少々冷たいキャラクターを演じる事が多かったが、本来は自由で多彩な演技が出来る人、多様な役をこなせるマスクもしている。『検事プリンセス』のソ・イヌはとても似合っており期待以上、120%だと高い評価をした。また今作では2度のキスシーンがあるが、韓国で最もキスシーンが上手い俳優だとびっくり発言だ。異義を唱えているわけではないが、ここでその話題になるとは思っていなかったから不意を突かれた感じだった。
さてそのようにお褒めの言葉を授かったパク・シフ氏は嬉しいような恥ずかしいような笑顔を見せたのは勿論だ。彼の性格上、そうだろう、そうだろう!というような表情は見せない。会場も大きな笑いに包まれた。
またチン・ヒョク監督はキム・ソヨンとパク・シフのファッション。キム・ソヨン演じるマ・ヘリは新任検事、事件を解決して行くに伴い成長していく姿。マ・ヘリ、ソ・イヌの二人がせつない愛をどのように乗り越えて行くか、どのように成長していくかがドラマの見所だとした。
会見は記者質問の時間となった。
Q:キスシーンが上手だと言われての気分は?
パク氏:監督の言葉は気分が良い。撮影で経験を積む内に上手くなったのだろう。その実力が実ったようだ。
Q:多彩なキャラクターを演じる工夫は?
パク氏:撮影に入ると、役に入り込み身に着く様にする為に普段からキャラクターになりきって生活するタイプだ。元々人見知りで、お酒もあまり飲まなかったが、今作の茶目っ気や悪戯心のあるキャラクターを演じるために就寝前にワインを1杯飲んで台本の練習をした。酒の力で少しは活発になる。その様にしてこのキャラクターを演じた。お陰でお酒が強くなったようだ。
Q:パク・シフ氏の<自由さ>、とは具体的に?
チン・ヒョク監督:私の言う<自由>とは魂の自由も精神世界の自由も含まれる。それが行動に現れる。パク・シフ演じるソ・イヌは組織に縛られず、硬苦しい人物とは違い、茶目っ気があり、悪戯好きだが自分の行動には責任を取り、自分が望むように自由に生きるキャラクターだった。心の中の辛さに囚われず、格式より自分の考えをまっとうする人物をパク・シフ氏は上手く演じてくれた。彼ならこのキャラクターを活かせるという信頼感があった。前半のその様なキャラクターを上手く演じたことで後半のせつなさや悲しさなどが際立った。
(ここで少し長くなったかな!と監督、それでも話は続く)
マ・ヘリ(キム・ソヨン)が所属するのは検事という世界、韓国では堅苦しいイメージを持たれている職業だが、ソ・イヌはその対極にいる人物で検事からすると常軌を逸している姿にも見える。詐欺を働いているのではないか、法曹人にはあるまじき人物ではないかと誤解されるのだが、その様な事とは全くかけ離れた人物だった。
Q:ご自身では<自由さ>を感じるか、今作の役に反映されているか?
パク氏:僕自身も束縛されるのはいやだと思うタイプで自由を好む性格だ。この作品に出演したことで、このような会見の席でも<自由な魂の持ち主だ>と言える。普段から自由な演技を心掛けている。しかしオ-バーアクションに見える場合もあるが、監督が僕の演技を上手くキャッチしてくれて、自信を与えてくれた。撮影ではこれまで以上に幸せな現場で、作品に大きな期待を寄せつつ演じた。
Q:観る人をときめかせるシーン作りが上手いが、その感性はどこから得たか?心掛けている事は?
チン・ヒョク監督:自分自身が未だに思春期だと感じている。暖かく、人間味のあるストーリーが好きだ。常に観る人がときめくドラマを撮りたいと思っている。その想いを俳優が感じて、自由に演じてもらう為に多くの会話や撮影の際のアングルなどを工夫して観る人に感動を与える努力をしている。パク・シフ氏は豊かな感性の持ち主で、その点において難しくはなかった。
Q:観客をときめかせる部分の演技的工夫は?
パク氏:監督自身がトキメク心や豊かな感性の持ち主だ。俳優の演技を上手く掬い取ってくれる。その点で難しさは感じなかった。監督は私生活でも一生一人の女性を愛する純粋なタイプだ。
“時々夫婦げんかはするようだが”と付け加えたパク・シフ氏の言葉で会見は笑顔の内に終了した。
この後フォトセッションが行なわれた。
イベントの取材はしていない為、オフィシャル写真で雰囲気だけ味わって戴こう。
出演者パク・シフ、チェ・ソンホがビデオで紹介された後、ご本人達が登場して其々ご挨拶。
『検事プリンセス』のダイジェストが映し出され、役柄の紹介。
チン・ヒョク監督が登場、ドラマについてのトークはスタート。
続いてはOSTに参加しているMondayKizがVTRで紹介され、LIVEステージ。
音楽監督を務めたオ・ジュンソン監督も登場してピアノの演奏。
MondayKizプレゼントコーナー
ドラマの名場面の紹介の後、チェ・ソンホのLIVEステージ。
ワンシーンVTR上映、ラーメンクッキング実演、パク・シフ一問一答、プレゼントタイムと進んだイベントはここでファンの為のフォトセッションタイム。
再びMonday KizのLIVE。
出演者全員が揃い、ファンをバックにパチリ。
続くはパク・シフLIVE、そして最後のメッセージでイベントはエンディングを迎えた。
その後ハイタッチ会が行なわれた。
【放送案内】
韓国ドラマ『検事プリンセス』
(C)SBS Contents Hub.
KNTVで日本初放送中
放送日 毎週月火 午後8:50~午後10:05 他
12月20日より一挙放送スタート
放送日 毎週月~金 午前10:45~午後0:00
KNTV 関連HP
http://www.kntv.co.jp/princess/
なお、今回のイベント『皆プリンセスナイト Powered by KNTV』 の模様は下記にて特番として放送予定。
2011年1月1日(土)午後4:50~午後5:50まで
【今日の一言】
来日が続くパク・シフ氏、記者会見での緊張もないようだ。今回は監督も同席という事で少々緊張気味の監督にも気遣いを見せ、日頃の仕事ぶりがかい間見えた。それにしてもいつもピシリと決めたファッションに変わらないスタイル。何度も申し上げるが、その立ち姿は天下一品といえる。
【今日の一枚】
そこで今回はモデルパク・シフとしてご覧戴こう。私達もちょっと見習いたいポーズだ。ちなみに今回のスーツ姿、私の大好きなスタイルだ。細身のパク・シフ氏、“その衣装、ちょっと着てみて良いかしら?”と思わずお願いしたくなった。
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おはようございます。
最近なのですが、ブルーレイの設置で、韓国ドラマは必ず設定しておいてと言うお客様が急増です。^^;
by ソニックマイヅル (2010-11-10 08:33)
ソニックマイズル様
ご訪問、コメントありがとうございます。
最近は地上波での韓国ドラマ放送も多くなり
特定のファンという感じではなくなりました。
年末に掛けて益々多くのドラマの放送開始が予定されております。
最新のTV機器でお楽しみいただけると良いですね。
またお越し下さい。
by 上野まり子 (2010-11-10 13:45)
はじめまして!
フジテレビで放映された「検事プリンセス」を観てパク・シフ氏のファンになりました。
上野まり子さんの、「その立ち姿は天下一品」にとっても共感!!
これからもレポートよろしくお願いいたします。
by sugarspoon103 (2011-06-30 18:40)