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ウォンビン主演『アジョシ』9月17日公開 [映画紹介]


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(c)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED


こんにちは 上野まり子です。
韓国のアカデミー賞と言われる「大鐘賞」、そして「大韓民国映画大賞」、「青龍映画賞」、「百想芸術大賞」の四大映画祭で、34部門にノミネート、内13部門が受賞した映画『アジョシ』がついに9月17日(土)公開となる。
観客動員数630万人、『インセプション』、『アイアンマン 2』などのハリウッド大作を押し退けて、2010年韓国No1の大ヒット作品だ。
<アジョシ>とは日本語で<おじさん>というあまり喜ばしくないイメージを持つが、この映画の公開で<アジョシ>の言葉のイメージさえも変えたと言われている。

心に秘められた過去を持ち、夢や希望、未来さえ奪われ、都会の片隅で世間から隠れるように生きるテシク。暗殺を主な任務としていた元韓国特殊部隊要員として鍛え上げた強靭な肉体と精神力、そしてナイフのように研ぎ澄まされた闘争能力。その全ては長髪に隠された片目のように世に明らかにしない。ただ鋭い視線だけがいつも周囲を警戒している。
テシクは愛する者を守れなかった事を悔み沈黙して生きる。薄暗い路地の奥の質屋、それが今を生きる姿だ。テシクが客以外にただ一人言葉を交わすのは、廃れた生活をするクラブダンサーの娘ソミ。彼女はテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼んで慕う。
ある日、ソミは麻薬密売に巻き込まれた母親と共に犯罪組織に誘拐される。テシクはただ一人<アジョシ>と慕うソミを救うために犯罪組織の闇へと迫って行く、その姿をも変えて。いや、それは彼自身を取り戻していくということにもなる。

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テシクを演じたのは、これまでその美しさと共に繊細な演技に定評のあるウォンビン。日本における韓流四天王の一人として絶大な人気を誇る。怪我による除隊から長い沈黙を破り一昨年ポン・ジュノ監督作品『母なる証明』で映画界に帰って来た。
そしてウォンビンが『母なる証明』の次に選んだキャラクター テシク。これまでのイメージとはかけ離れた<アジョシ(おじさん)>だ。
これまでのイメージを覆してまでウォンビンが何故、肉体を鍛え上げ、このアクションシーンの多い作品への出演にこだわったのか。実はウォンビンは深く傷ついた過去のために世間との関わりを絶って生きるテシクの心理状況に興味を持ったという。イ・ビョンボム監督は当初、これまでの<アジョシ>のイメージ通り、太鼓腹で無精髭を生やしたごく平凡な隣人をイメージしていた。
しかしウォンビンが強く出演を望んだため、思い描いていたキャラクターのコンセプトを変えて、<アジョシ(おじさん)>には明らかに不釣り合いなウォンビンの出演が実現した。
ウォンビンは撮影が始まる数ヶ月前からトレーニングで体を鍛え上げ、また特殊部隊要員としての銃やナイフの使い方まで習得した。スタイリッシュでスピード感溢れるアクションシーンのために、フィリピン武術カリ、インドネシア武術シラットなどの伝統的なアジア各地の武術が取り入れられた。緊迫感のあるシーンを撮るためキャストとスタッフは多くの時間を準備に費やした。そしてスタントマンを待機させての撮影はその大部分をウォンビン自身がこなした。

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テシクがただ一人言葉を交わす少女ソミを演じたのはカンヌ映画祭で上映された韓仏合作映画『冬の小鳥』('09)で世界を驚愕させた天才子役キム・セロン。恵まれない家庭環境の中、アジョシを慕う視線で全てを物語る演技を見せる。
韓国全土に渡ったロケハン、テシクの住居周辺はソウルや釜山、群山周辺で、一方犯罪組織の麻薬製造所や大衆浴場はセットが使われ、撮影は82日間に及んだ。
ウォンビンが演じる<アジョシ>は意外な効果をもたらすと確信したというイ監督は、今ではテシクをウォンビン以外の誰かが演じることは考えられないという。
ウォンビンはこの作品で「第47回大鐘賞」(最優秀男優賞・男性人気賞)、「第8回大韓民国映画大賞」(最優秀男優賞)、「第31回青龍映画賞」(観客賞)を受賞している。
心通わせた少女ソミを守るため、ただ一人犯罪組織に戦いを挑むテシク。
世間から隠れるようにひっそりと暮らす孤独な青年テシクと愛を求める孤独な少女ソミの絆を描く感動のストーリー『アジョシ』。美しく繊細なイメージから一転、孤独で強い男を演じたウォンビン。
この秋、演技の幅を一段と広げたウォンビンの姿は、是非劇場で・・・。

【当サイト内関連ページ】
『アジョシ』プレミア試写会舞台挨拶レポート
http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2011-09-04
『アジョシ』来日記者会見レポート
http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2011-09-01
ウォンビン、キム・セロン来日 羽田取材レポート
http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2011-08-29



少女は助けを求めた。男は、命をかけると決めた。

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(c)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

9月17日(土)より丸の内TOEI②ほか全国ロードショー!

公式HP  http://www.ajussi2011.jp/


【作品概要】
『アジョシ』
2010年 韓国/119分/R15+ 
監督・脚本:イ・ジョンボム 『熱血男児』  
出演
ウォンビン 『秋の童話 』、『ブラザーフッド』、『母なる証明』
キム・セロン『冬の小鳥』
キム・ヒウォン『亀、走る』『ミス・ギャングスター』
ソン・ヨンチャン『グッド・バッド・ウィアード』『渇き』
キム・テフン 『女は男の未来だ』『パラレルライフ』
タナヨン・グウォングトラクル 『闇の子供たち』
配給:東映 
(c)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

【ストーリー】
悲しみを抱えて生きる男テシク、隣に住む孤独な少女ソミ。
誘拐されたソミを救うため、テシクはこの世で最も深い闇へと踏み込んだ──。
テシク(ウォンビン)は、自ら孤独を選んだ。都会の片隅で質屋を営み、世間を避けるように生きている。過去のある事件が、彼から夢も希望も、未来すらも奪ったのだ。テシクの隣に住む少女ソミ(キム・セロン)は、いつも一人ぼっちだ。クラブダンサーの母は、娘の世話よりも自分の暮らしに忙しい。ソミはテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼び、ただ一人の友だちとして慕っていた。ある日、麻薬密売に巻き込まれた母親と共に、ソミは犯罪組織に誘拐される。ソミを救出するために組織を追うテシクは、その背後に隠された恐るべき真実を知る。愛する者を二度と失いたくない──テシクはソミを守り抜くと決意するのだが──。

【受賞歴』
■第47回大鐘賞(韓国アカデミー賞)
<最優秀男優賞><最優秀視覚技術賞><最優秀編集賞><最人気男優賞>受賞
<作品賞><監督賞><撮影賞><照明賞>ノミネート
■第8回大韓民国映画大賞 
<最優秀男優賞><最優秀新人女優賞><最優秀撮影賞><最優秀照明賞>
<最優秀オリジナルサウンドトラック賞><最優秀視覚技術賞(マーシャルアーツ)>
<最優秀編集賞>受賞
<作品賞><監督賞><音響賞>ノミネート
■第31回青龍映画賞 
<最優秀視覚技術賞(マーシャルアーツ)><観客賞>受賞
<作品賞><監督賞><男優賞><撮影賞><照明賞><オリジナルサウンドトラック賞><美術賞>
<脚本賞>ノミネート
■第47回百想芸術大賞 <映画部門/作品賞>受賞
<監督賞><男優賞><新人女優賞><人気男優賞><人気女優賞>ノミネート


『アジョシ』 オリジナル・サウンド トラック 
9月14日(水)発売決定
さらに、9月17日(土)の映画公開にあわせて、9月14日(水)オリジナル・サウンドトラックが発売される。
主題歌「Dear」を含む全22曲を収録。

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<商品情報>
『アジョシ』オリジナル・サウンド トラック 
品番:AVCF-49090/B 
発売日:2011年9月14日(水) 
価格:¥3,150(税込)
形態:CD+DVD 
日本版だけの豪華3大特典封入
①ウォンビン劇中フォトブックレット(24P)
②特典DVD(主題歌「Dear」オリジナル・ミュージックビデオ<本編映像Ver.>)
③日本語対訳付き歌詞カードを封入。
発売元:エイベックス・エンタテインメント 
販売元:エイベックス・マーケティング

 

 

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コメント 2

macky

ソフトなウォンビンさんからハ―ドなウォンビンさんへ変身した、 
ウォンビン初主演映画『アジョシ』☆☆☆
アクションも隣の少女ソミとの心の交流も心温まる素敵な映画ですね。
公開がとても楽しみです^^
by macky (2011-08-18 07:49) 

上野まり子

macky様

コメントありがとうございました。
月末には「アジョシ」記者会見も予定されています。
レポートでお届けしますのでお楽しみに!
by 上野まり子 (2011-08-25 01:22) 

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