イ・ホンギ主演映画「フェニックス～約束の歌～」来日記者会見レポート：上野まり子のアジアン・スターインタビュー：So-netブログ

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イ・ホンギ主演映画「フェニックス～約束の歌～」来日記者会見レポート　[韓国俳優取材REPORT] [編集]

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こんにちは　上野まり子です。
映画「フェニックス～約束の歌～」、日本公開を前に５月１５日（水）FS汐留ホールにて主演のイ・ホンギ来日記者会見が行われた。
登壇すると緊張しつつも“こんにちは　イ・ホンギです。”と日本語で挨拶。映画主演俳優としての来日は初、その気分を一言で“楽しいです。”と表現した。
代表質問では本作を初主演映画に選んだ理由について、台本を読みホスピスの存在を初めて知り興味を抱いた。上手く演じられるか心配もあったが、結果はどうあれ、自身の人生にとって意味のあるものになるだろうし、多くの方に観ていただくことで沢山のことを感じて貰えるはずと出演を決めた。日本公開ではエンディン曲にイ・ホンギ自身が日本語で歌った「♪オレンジ色の空」が採用された。当初は別の曲が用意されていたそうだが、以前アルバムに収録する予定で作った別名の曲の提供を提案した。受理され、映画に合わせて新たに歌詞を書き下ろしたそうだ。因みにこの「♪オレンジ色の空」は６月５日にリリースされるFTISLAND ３rdAlbum「RATED-FT」に収録される。また５月18日（土）からレコチョクで独占先行配信となる。

自身と同じトップアイドルを演じたイ・ホンギ。役作りの為に共演者と一緒にホスピスを訪問したいと希望したそうだが、監督は感じたままを演じてほしいと同行を許されなかった。監督のその想いはホスピスで実際に書かれた手紙を映画に採用したことにも現れている。
映画は＜命＞がテーマの一つ、そこでもし、自身が余命数ヶ月と告げられたら？の質問。
彼は“僕はホスピスには入らない！”と断言。これまでやりたくても出来なかった事をしたいと答えた。その一つは世界一周。ではもし両親ならば？の重ねての質問。病状と治療の可能性にもよるが、大切なのは本人の想いだとした。

さて共演者について。ムソン役のマ・ドンソク氏は面白い性格の方、またボンシク役のイム・ウォニ氏は集中力がすごい人。クランクイン前の親睦会では、先輩たちを前に緊張している僕を気遣ってくれたとエピソードを紹介した。

劇中、イ・ホンギが弾き語りでユ・ジェハの「♪君と永遠に」を歌うシーンがある。
もし自身なら何を歌ってあげる？には、しばらく考え、M.C the MAXの「♪少しだけさよなら」と答えた。
最近家を買い、作曲の機材も揃えたという彼、仕事に、遊びにと夢中で青春を謳歌中。ダイエットのためにジム通いもしているそうだが、“痩せたでしょ！”に記者の反応はイマイチ。“ちがう？ちがう？！”と少々慌てる彼、いつもの調子が戻ってきたようだ。

ところで歌手、俳優と大活躍の彼だが、ドラマ「美男＜イケメン＞ですね」出演後には演技に対する欲が７０％になったという。６月１５日からのアリーナツアーを控える現在は歌への欲が７０％、だが理想は５０％、５０％で只今努力中。夏にはFTISLANDとしてサマーソニックへの出演が決定している。

これまでの仕事が本当に好きなことなのかと振り返るきっかけとなった。家族や周りの人々の大切さを感じ、後悔しない人生を送ろうと思ったという初主演映画「フェニックス～約束の歌～」。心温まる作品で、皆さんにとっても人生を振り返る良き機会となるだろう。多くの方に観て頂きヒーリング効果を味わってもらいたい。“期待して！”と笑顔を見せて記者会見はフォトセッションへと移った。