キム・スヒョン緊急来日、初出演映画『10人の泥棒たち』舞台挨拶：上野まり子のアジアン・スターインタビュー：So-netブログ

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キム・スヒョン緊急来日、初出演映画『10人の泥棒たち』舞台挨拶　[韓国俳優取材REPORT] [編集]

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キム・スヒョン　インタビュー by 上野まり子
読売新聞　７月１９日夕刊（大阪本社版）「Ｗa美Ｓａ美」に掲載
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こんにちは　上野まり子です。
韓国映画史上最高の観客動員数を記録した超話題作『10人の泥棒たち』が６月２２日より２週間限定で公開されている。
韓国映画界を代表する豪華俳優陣に、華麗なトリックがふんだんに盛り込みアジア映画の完成度の高さを世界に示した。10人の怪盗が韓国、香港、マカオを舞台に幻のダイヤ“太陽の涙”をめぐって争奪戦を繰り広げる。スリル満点のワイヤーワーク、危険極まりない高所でのアクション、都会の中心での銃撃戦とスピード感を伴いながら見るものを魅了していく。また個性的な其々のキャラクターの思惑、そして人間模様も見所の一つだ。

６月３０日（日）、映画初出演となったキム・スヒョンが緊急来日、ＴＯＨＯシネマズ六本木での舞台挨拶に立った。
キム・スヒョン氏は日本語で“全国の皆さん、こんにちはキム・スヒョンです。今日はザンパノの役でご挨拶します。宜しくお願いします。”と挨拶し、ライブビューイングの全国のファンにもカメラを通して茶目っ気たっぷりに挨拶した。

スクリーンデビュー作でご挨拶できて嬉しく思っていると氏、幼い頃より観ていた大先輩たちの共演は緊張したが、多くを学んだと言う。中でも韓国の母と言われるキム・へスク先輩が泥棒を演じることが不思議でもあり、面白かったという。

さてキム・スヒョンが演じたのはロープ使いの達人イェニコールのロープの調整を行う新入り泥棒ザンパノ。イェニコールを演じたチョン・ジヒョンとの共演は胸時めいたと彼、話題となった激しいキスシーンには緊張したと告白。“人生にも役立ちそうね！”のＭＣの言葉には“・・・。”と笑顔で即答を避けた。

キム・スヒョン氏は自身の撮影が終わると映画ならではの経験をしたいとカチンコに挑戦したとエピソードを紹介。監督からは“もっと勉強が必要だ！”の一言。では演技の方は？と言えば“ヒ・ミ・ツ！”と上手くはぐらかす。演出は数々の伝説を残してきたチェ・ドンフン。「頭の切れる天才」だと表現したキム・スヒョン氏。頭の中にあるコンテを映像化していくことが不思議でもあり、学ぶことも多かったと言う。
他のキャラクターを演じるとしたらに選んだのはイェニコール。血のにじむような努力が必要だがＳラインを作って笑いを誘った。
今後も良い機会でご挨拶できるように努力する。現在韓国で公開中の映画『隠密に、偉大に』も期待してほしいとして舞台挨拶は終了となった。