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子供と大人が混在ヨ・ジングインタビュー取材後記  [韓国俳優取材REPORT]


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 こんにちは 上野まり子です。
読売新聞大阪本社版 夕刊「Wa美Sa美」フロントインタビュー第2回、ヨ・ジング編はいかがでしたか。今日はインタビュー取材後記をお届けします。

 インタビューはヨ・ジング日本初ファンミーティングの前日8月8日に行われた。さすが人気子役とあり、取材陣が列を成すという人気振り。準備をしていると「こんにちは」と誰かの低い声、ヨ・ジング君だ。流暢な日本語でご本人とは想像も出来なかった。

 久しぶりの日本の印象は美しい国。翌日の日本初ファンミーティングでは歌2曲とダンスを披露したが、このインタビューの際には心配だと正直に答え、「がんばらなきゃ!」と意気込みを見せた。
ところでインタビュー冒頭でその声に驚かされた私は、ここで「歌手のオファーが来たら?」と訊いてみた。するとバラードやR&Bが好きだけど、歌いこなす為には猛特訓が必要だろうと慎重な態度だ。

 続いてちょっと驚かされたのは同じ様に活動している人の中に親に反対される人が意外に多いと言う事。韓国では親ぐるみで芸能人を目指す人が多く、その種の学校も沢山あると聞いていた。私が大手航空会社の夏のキャンペーンガールのキャスティングをしていた際、沖縄でも未来の芸能人を目指し小さな子供たちが一生懸命レッスンを積んでいた事を思い出した。

 さてTVに出演するようになっての友達の反応を訊いてみると、街で「あれ、ヨ・ジングじゃない?」と周囲が騒ぐと、友人達はこぞって「違うよ!」とかばってくれるとの事。その上友人達は鋭いアドバイスを寄せ、彼自身も耳を傾け、演技の糧にしている。

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本文はこちら
上野まり子のアジアンスタービュー

http://uenomariko.jp

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 「Wa美 Sa美」にちなんで「韓国の美しいところは?」という質問に景福宮(キョンボックン)と答えた彼、自身でもよく行く美しい場所でドラマ『太陽を抱く月』の撮影の為に通ったという。そこでインタビューの話題は『太陽を抱く月』に。初恋のシーン意外はスムーズに演じられたという彼に、「初恋のシーンはどうして?」と重ねて質問すると“会いたい”と言う気持ちが理解できなかったと紙面のような答え。「では、好きなタイプは?」と訊かないわけには行かない。「愛嬌があって、可愛い顔の女子が好きなのよね」聞くと「その情報は少し古いです」と彼。「ではどんな人が好き?」続けるのがインタビュアーのお決まりと言うところだ。もちろん「他に話していない、取って置きのエピソードは?」と迫った。すると真剣に考え始めた。「良く考えて後で答えて」と私、限られた時間の中では致し方ない。そして沢山撮影した中から放送時間の都合で多くがカットされて残念だったという答え。

 更に俳優ヨ・ジングに迫った。
驚いたのは配役が子役から決まるという事。プロのキャスティングとして活動してきた私としては俄かには理解できない。もちろんドラマスタートの1,2話でその後の視聴率が決まると言われているため子役の重要さは言うまでもない。
その上、準備段階で全てを整えて撮影に臨むという点はとても16歳、いやこのインタビュー当日はまだ15歳の答えだとは思えない、慎重さと思慮深さを感じた。特に演技の魅力について語ったところは驚くばかりだった。わずかに笑いのツボにはまって机に伏せてこらえた時にまだ少年なのだと感じさせた。その笑いのツボとは、「行ってみたいところは?」の質問のくだり。以前はヨーロッパに興味があったそうだが、最近はアフリカ大陸。「僕にとっての未知の大陸」と表現したところに感心していたところに「だけど・・・」と続く。痛いのが大の苦手な彼、アフリカに行くためには何本もの注射が必要と聞いてひるんでいるのだ。

 インタビューはとても16歳とは思えないファンへのメッセージで終了した。
撮影の準備にかかる時に「このコーナーは前回キム・スヒョンさんだったのよ」と話すと大喜び。「帰ったらスヒョン兄さんに同じインタビュー受けたよと報告します。きっと大盛り上がりします。」と子供らしくはしゃいだ。
さて子役として熟成を重ねたヨ・ジング。主演ヨ・ジングとクレジットされる日も近い。夢と希望に燃えるその瞳に目がくらみそうだった。

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 その後撮影とプレゼント用のミニ色紙にサインをしていただいた。
応募方法は紙面中ページに掲載してある。
 最後にインタビューにご協力いただいた(株)IMX並びに関係者の皆様に感謝する。また読売新聞大阪本社ご担当者様にも御礼申し上げる。さて次回はどんな方にインタビューをしようかと検討中。お楽しみに!

ヨ・ジング日本公式サイト

■ヨ・ジング インタビュー掲載

読売新聞 8月23日(金)夕刊(大阪本社版)「Wa美Sa美」フロントインタビュー
*「Wa美Sa美」は新しいスポットや新製品、トレンド情報、美容、健康、旅、暮らしをテーマに、大人の女性に向けた「毎日を大切に、ちょっぴり素敵に」を提案する新しい企画。 フロントインタビューには話題の人や文化人、韓流スターなどが登場する。
■関西地方以外の方のご購入方法
大阪読売サービス 情報サービス部06-6364-9085
(お問い合わせの際には『「Wa美Sa美」掲載分』とご確認下さい。)
夕刊 50円(1部)
※送料別途
※事前予約は不可

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