韓国映画『7番房の奇跡』1月25日(土)公開 パク・シネ記者会見レポ [韓国俳優取材REPORT]
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2014年1月25日より
シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他全国ロードショー!
公式HP
こんにちは 上野まり子です。
『シュリ』、『私の中の消しゴム』、『王になった男』という大ヒット作を越え、韓国映画歴代動員記録第3位を樹立した『7番房の奇跡』が明日、1月25日(土)いよいよ公開となる。
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上野まり子のアジアンスタービュー
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現代という時代に生れた父子の物語『7番房の奇跡』の舞台は、部外者が一切立ち入り禁止の刑務所の中という韓国映画でもユニークな設定。そこに6歳の女の子が潜りこむという前代未聞の大作戦が敢行される。
監督は本作が『角砂糖』(’06)以来、7年ぶりの映画作品となるイ・ファンギョン。キャスティングには3年を費やし、オファーした俳優の返事が全て「イエス」という初めての体験に感動したという監督。
そして主演の父親ヨング役には『王になった男』のリュ・スンリョン、台本を受け取り役に惚れ込んだという。娘イェスン幼少時代には本作が映画デビューとなる子役カル・ソウォン。大人になったイェスンは『美男(イケメン)ですね』などで人気の女優パク・シネが、これまでの弾けるような明るい役とは違い、一回り大きく成長し、大人の演技を見せ、観客を魅了している。脇には韓国映画界を代表する名優チョン・ジニョンやオ・ダルスなどが配された。
7番房内部は、暗く陰湿なものとは逆に、“大人のおとぎ話”をテーマにパステル調の壁紙や一味違う小道具で明るく心地の良い温かな雰囲気を演出。イ監督は我々の住む現実の生活こそ、孤独感や疎外感を感じてならないと話している。
昨年12月20日には大人になってからのイェスンを演じたパク・シネが来日、記者会見を行った。
「この役に会えたことは光栄だ。大先輩たちとの共演は嬉しく、その上、1000万人以上の動員という大ヒットとまでは予想していなかった。」と答えたパク・シネさん。子供時代の感情を大人のイェスンに引き継ぐために、カル・ソウォンとの台本の読み合わせをしたり、撮影現場に足を運んで表情や演じ方を注意深く観察して役作りに反映したという。
弁護士となり、父の冤罪を晴らす法廷の弁論シーンでは専門用語を自然に話すことが出来るように心がけたという彼女、感情を高ぶらせるラストの弁論シーンの撮影では感情が途切れないようにと大変緊張したが、その場で大先輩たちが応援し見守ってくれた。別れのシーンは厳粛な雰囲気だった。今でも思い出すと涙が出ると振り返った。
成長して父との関係が疎遠になっていたが、映画を観て父と娘の感情を考えさせられたという声を聞いて、父性愛を再認識したというパク・シネ。本作は韓国のアカデミー賞といわれる「大鐘賞」(2013年度)において12部門にノミネートされ、リュ・スンリョンが最優秀主演男優賞を、カル・ソウォンが審査員特別賞を、その他最優秀企画賞、最優秀シナリオ賞の4部門で最優秀賞を受賞している。
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【作品紹介】
『7番房の奇跡』
2014年1月25日より シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他全国ロードショー!
公式HP
1月31日まで“予告を観てチケットを当てよう”キャンペーン実施中
2012年/韓国/127分
監督:イ・ファンギョン
脚本:イ・ファンギョン、ユ・ヨンア、キム・ファンソン、キム・ヨンソク
キャスト:リュ・スンリョン(『王になった男』)、パク・シネ(「美男ですね」)、カル・ソウォン(映画初出演)、チョン・ジニョン(「トンイ」)、オ・ダルス(『オールド・ボーイ』)、パク・ウォンサン(『外事警察 その男に騙されるな』)、キム・ジョンテ、チョン・マンシク(『息もできない』)、キム・ギチョン他
日本語字幕:小寺由香
配給:コムストック・グループ
配給協力:キノフィルムズ
【STORY】
春になれば黄色いランドセルで学校へ。と夢見ていた知的年齢が6歳の父ヨングと、しっかりものの6歳の娘イェスンに突然の事件が影を落とす。ヨングは逮捕、収監。けれどもヨングが入れられた7番房の仲間たちが、イェスンを潜り込ませる大作戦を買って出たのだ。作戦は見事に成功。けれども二人の幸せな時間は長くは続かず・・・・。
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