チャン・ドンゴン主演『泣く男』本日10月18日公開 [映画紹介]
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10月18日(土)
新宿バルト9、丸の内東映他全国ロードショー
HP
こんにちは 上野まり子です。
チャン・ドンゴン主演映画『泣く男』が本日公開となった。
2年ぶりの映画復帰作となったチャン・ドンゴンの気迫が感じられる。
今日は日本公開を記念し、インタビューから要約してお届けしようと思う。
【インタビュー要約】
イ・ジョンボム監督 インタビュー
主人公の内面にせまる俳優の“目つき”“涙”でより記憶に残る自分らしいアクッション映画にしたいと思った。
『泣く男』は一人の男の罪の意識と贖罪の物語で、霧がかかったような曖昧な内面を持つ人物が激しい罪の意識に苛まれるということを表現したかった。
『アジョシ』の次作品としてのプレッシャーもあったが、アクションよりキャラクターの内面を掘り下げるため俳優たちと話す時間を多く持つ事でプレッシャーは消えていった。
『アジョシ』のテシクが怒りを爆発させる前に、感情を抑えクールに物事を実行していくのに対し、『泣く男』のゴンは幼い時に捨てられたということが内面を知る一番重要なキーワードで、冷たい都市の路地裏で生きるために数多くの死闘と苦悩を乗り越えて来たオオカミのようだとも言える。
『泣く男』で一番重要視したアクションは銃の恐ろしさで、銃弾が肉と骨をえぐり、人間を破壊するのかを知ることでゴンの心理に近づくことができると信じていた。
彼の罪の意識と侮蔑感を理解するためにも、彼が扱う武器の特性とその武器によって殺害された人々を知る必要があり、多くの動画や本を参考にしたが、そのことで不眠にもなった。最大限リアルに描くことでゴンの悲痛さを伝え、観客からゴンへの共感を得ることができればと思っている。
チャン・ドンゴン インタビュー
アクション映画はこれまでもやってきたが、訓練されたアクションは一度もなく、挑戦したいと思った。それにもましてゴンの感情の深いところまでを表現できることに魅力を感じた。撮影開始の5か月前から一日4,5時間、週4日の訓練をしたうえ、武術監督とともにFBI特殊要員から射撃訓練も受けた。
監督の作品は男が好きな男の姿、深みが描かれており、気持ちのこもった映画を作る人という認識を持っていた。学校も年齢も同じで親しみ易かった。
ゴンはモギョンを見ながら変わっていくため、相手役が誰かが重要で気にかけていた。キム・ミニは想像以上に深みある素晴らしい演技をしてくれて本当に感謝している。
キム・ミニ インタビュー
大切な人を失い、絶望しながら生きる女の暗い姿に魅力を感じた。モギョンは極限の感情を表現しなくてはならず、感情がこみ上げて現場でも辛い時もあった。劇中の歌うシーンは上手く歌うことより、感情を出すほうに重きを置いた。
監督は女優を扱うのは初めてだという事だったが、とても親切にしていただき楽しい現場だった。チャンドンゴンとの共演は心強かった。モギョンを誰が演じるかにより大差が出ると思い、意味のある挑戦となった。
本日より公開となったチャン・ドンゴン主演『泣く男』、イ・ジョンボム監督の前作『アジョシ』と比較してご覧になるのもまた一つの楽しみ方。ぜひ劇場で。
【概要】
『泣く男』
2014年/韓国/116分/R15+ 原題:ーニ抜ィー隻
監督:イ・ジョンボム 『熱血男子』、『アジョシ』
出演
チャン・ドンゴン 『マイウェイ 12,000キロの真実』、『ブラザーフッド』
キム・ミニ 『恋愛の温度』、『火車』
キム・ジュンソン
キム・ヒウォン
カン・ジウ
提供&配給:CJ Entertainment Japan
<ストーリー>
幼い頃にアメリカの砂漠に捨てられ、殺し屋に育てられたゴン(チャン・ドンゴン)は中国系犯罪組織に身を置くプロの殺し屋。ある晩、任務遂行中に誤って幼
い少女ユミ(カン・ジウ)を撃ち殺すという取り返しのつかないミスを犯してしまう。何とか忘れようと酒に溺れ、やるせない虚脱感に陥るゴン。しかしその罪
から逃れようともがけばもがくほど、葬り去ったはずの過去の哀しい記憶が蘇ってくるのだった。そんな彼に組織から新たな暗殺命令が出る。これが最後の任務
と決め、一度は捨てた故郷の地、ソウルに降りたつゴン。そこで彼を待ち受けていたのは、哀しい因縁で結ばれた最後のターゲットと、硝煙と薬莢の嵐のような
壮絶な死闘だったー。
M上野まり子の視点
美しい日本の暮らし
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