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第28回東京国際映画祭開幕!レッドカーペット&オープニングセレモニー(受賞結果追記) [映画祭紹介]


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 こんにちは 上野まり子です。
2015年10月22日、すっかり秋模様になった東京、六本木ヒルズ・アリーナにて第28 回東京国際映画祭が開幕、レッドカーペットとオープニングセレモニーが行われた。

 六本木ヒルズ・アリーナ午後3時、レッドカーペットは全長130m、トップバッターには今年のフェスティバル・ナビゲーターの野村雅夫さんと季葉さんが登場し、ソフトバンクのロボット・pepper とともにレッドカーペット開会宣言が行われた。

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 続いて今年上映が行われる様々な映画のご紹介と共に、海外からは、ヒラリー・スワンクやヘレン・ミレンなどのアカデミー賞俳優陣も来日。国内外の豪華なゲスト陣440人がカーペット上、歩みを進め、集まった約1900人のファンたちの大きな歓声を浴びた。

 レッド・カーペット後、午後6時からは場所をTOHO シネマズ六本木ヒルズスクリーン7に移してオープニングセレモニーか開催され、様々なゲストのご紹介や経済産業省大臣・林幹雄様のご挨拶、オフィシャルナビゲーター二人による開会宣言が行われた。

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「コンペティション」部門 審査委員長 ブライアン・シンガー氏が登壇、「このような大役を仰せつかり、このような場で皆様とお仕事出来るのは非常に光栄です。私が初めて東京国際映画祭に参加させて頂いたのは、確か1995年、『ユージュアル・サスペクツ』の時で、1998年にも来日してもう一つ作品を持ってきました。

 他の審査委員の皆様は映画界に監督として、また審査員としても多くの経験をされた多彩な才能の持ち主で、ドラマ、コメディ、ホラー、とかなり多様なジャンルのものがあるので、審査をするのはかなりチャレンジングだと思います。皆さんと審査できることを光栄に思っています。」と挨拶した。

 最後に、オープニング作品『ザ・ウォーク』の舞台挨拶&本編上映が行われた。『ザ・ウォーク』からはロバート・ゼメキス監督が登壇し、次のようにコメントした。

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 私の作品がオープニングを飾るということで光栄に思っています。私、スタッフ・キャスト、プロデューサー全員を含め、ソニー・ピクチャーズを代表して皆様にお礼を言いたい。

(本作を作ろうと思ったきっかけは)1つは、キャラクターが非常に斬新であるということです。彼は情熱をもって夢を追っていくキャラクターです。彼が繰り広げるバレエのようなスペクタクルがツインタワーの間で行われる、これは映像にしなくてはいけない、映画にしたらすばらしいものになると思いました。彼の情熱、芸術家として自分の気持ちを表現したいという非常に強い気持ちを持っているところに惹かれた。創造性があって、ツインタワーを見てものすごいインスピレーションを感じてツインタワーの間にロープをたらして演技を始める。何が彼の前に来ても止められない非常に強い気持ちで進んでいく人です。
フィリップ本人とも、何年かにわたり何時間も一緒に過ごしました。素晴らしい語り手だと思っています。彼からのアドバイスとしては、彼の気持ちを皆さんに体感していただきたい、それを伝えてくださいと言われたので、出来るだけ反映するようにしました。

(主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットについて)彼は本当に素晴らしい役者です。身体も磨いているし、サーカス芸術も好きでストリートパフォーマンスにも興味をもっている。自分で綱渡りをするんだ、という気持ちで挑戦し、演じてくれた。たまに、たとえばピエロの中で自分もその一員になってピエロを演じるということもしているみたいです。また、完璧なフランス語を話せる素晴らしい俳優です。特に皆様に見て頂きたいのは、フィリップがやっとワイヤーに足を乗せて歩き始める瞬間、その芸術性を見て頂きたいです。
東京国際映画祭では、皆様すべての作品を見て楽しんで頂きたいですが、特にオープニングの『ザ・ウォーク』をぜひ見てもらえたら嬉しいです。

 レッドカーペット&セレモニーのご取材には695名のマスコミが詰めかけ、アジア最大級の映画祭を国内外に報道した。31日までの会期中250作品が上映され、最終日には各賞が発表される。

関連ページ
上野まり子のアジアンスタービュー

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第 28 回東京国際映画祭
開催期間:10 月 22 日(木)~10 月 31 日(土)
会場:六本木ヒルズ(港区)、新宿バルト 9、新宿ピカデリー、TOHO シネマズ 新宿 他
オフィシャル HP

第28回東京国際映画祭 受賞結果
《コンペティション部門》
東京グランプリ
『ニーゼ』
監督:ホベルト・ベリネール

審査員特別賞
『スリー・オブ・アス』
監督:ケイロン

最優秀監督賞
ムスタファ・カラ
『カランダールの雪』

最優秀女優賞
グロリア・ピレス 
『ニーゼ』

最優秀男優賞
ローラン・モラー/ルイス・ホフマン 
『地雷と少年兵』

最優秀芸術貢献賞
『家族の映画』 
監督:オルモ・オメルズ

観客賞
『神様の思し召し』
監督:エドアルド・ファルコーネ

WOWOW賞
『カランダールの雪』
監督:ムスタファ・カラ

《アジアの未来部門》
作品賞
『孤島の葬列』
監督:ピムパカー・トーウィラ

国際交流基金アジアセンター特別賞
デグナー
『告別』

《日本映画スプラッシュ部門》
作品賞
『ケンとカズ』
監督:小路紘史

《SAMURAI(サムライ)賞》
山田洋次
ジョン・ウー(呉宇森)

《ARIGATŌ(ありがとう)賞》
樹木希林
日野晃博
広瀬すず
細田守
リリー・フランキー




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