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ソン・ガンホ×ユ・アイン『王の運命—歴史を変えた八日間—』本日6月4日公開 [映画紹介]



『王の運命—歴史を変えた八日間—』

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[コピーライト] 2015 SHOWBOX AND TIGER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
6月4日よりシネマート新宿ほか全国順次公開
公式HP
衣装展同時開催


こんにちは 上野まり子です。
李朝最大の謎とも言われ、18世紀の朝鮮王朝において王権争いが激化した時代を舞台に、王と王位継承者である実の息子との確執により起きたとされる衝撃の史実を基に、ソン・ガンホ×ユ・アインが初共演を果たした『王の運命ー歴史を変えた八日間ー』が本日6月4日よりシネマート新宿ほか全国順次公開される。

 韓国実力派俳優ソン・ガンホが非情な王であり父である英祖を、2015年最大のヒット作『ベテラン』で今、波に乗っている韓国人気No1俳優ユ・アインが思悼世子を演じ、最強タッグと大きな話題呼んだ2016年上半期注目の本作。韓国公開初日の観客動員は『王の男』の16万人を超えるオープニングスコアを記録。観客動員数は600万人を突破している。

 その作品力の高さは、「第36回青龍映画賞」で主演男優賞をユ・アイン、助演女優賞をチョ・へジンが獲得するなど4冠を。「第52回大鐘賞映画祭」ではキム・ヘスクが助演女優賞、「第35回韓国映画評論家協会賞」では作品賞、脚本賞、音楽賞の3冠。さらに韓国映画評論家が選ぶ10大映画の1本にも選出された。海外でも北欧エストニアの「2015年タリン・ブラックナイト映画祭」で最優秀作品賞を、国際プレス・アカデミー主催「第20回 サテライト賞 外国語映画部門」にノミネート。そして何といっても「2016年アカデミー賞(r)外国語映画賞 韓国代表作品」という快挙。主演のソン・ガンホが、2016年アカデミー賞(r)審査委員に韓国人として初めて指名されたタイミングでの外国語部門の韓国代表の選出のニュースに韓国国内は大きく沸いた。

 朝鮮王朝における王権争いが激化した時代を舞台に、朝鮮第21代目の王・英祖(ヨンジョ)と、実の息子・思悼(サド)、そして思悼の子として朝鮮後期最高の聖君となる第22代イ・サンの誕生まで、56年間にわたる歴史に存在した人々の心情を丁寧にひもとき、韓流時代劇ファンには広く知られている1762年の「米びつ事件(壬午士禍)」を中心とした史実を忠実に映画化した本作。朝鮮王朝最大の父子の確執として記録され、家族である以前に王族であらねばならなかった苦悩、男たちを囲む女たちの生き方、明日の命も知れぬ党争など、単なる歴史の再現ではない、歴史を超越した緊迫のヒューマンドラマに仕上がっている。

 メガホンを取ったのは『王の男』で1200万人の観客動員を記録した実績を持つ偉才イ・ジュニク監督。「韓国で誰もが知る歴史的事件にも関わらず、誰も正しく知ることが出来なかった家族史に焦点をあてた」と話すとおり、残酷な運命に引き裂かれた父と息子の切ない心理描写に心を打たれたリピート観賞者が続出。さらに名優ソン・ガンホ×人気急上昇の実力派ユ・アインの鮮烈で全身全霊をかけた、全てを圧倒する凄まじい芝居とぶつかり合う激情の対決が観る者の心に鮮烈な印象を残し、名実ともに韓国映画史に揺るぎない金字塔を打ち立てた。


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[コピーライト] 2015 SHOWBOX AND TIGER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
6月4日よりシネマート新宿ほか全国順次公開
公式HP
衣装展同時開催



【作品概要】
『王の運命—歴史を変えた八日間—』
2015年/韓国/125分
監督:イ・ジュニク(『王の男』『ソウォン/願い』)
撮影:キム・テギョン 美術:カン・スンヨン(『王の男』)
音楽:パン・ジュンソク(『ソウォン/願い、』)
出演
ソン・ガンホ(『殺人の記憶』)
ユ・アイン(『ベテラン』)
ムン・グニョン(『ダンサーの純情』)
キム・ヘスク(『10人の泥棒たち』)
チョン・ヘジン(『テロ、ライブ』) 
ソ・ジソブ(『会社員』)
配給:ハーク
公式HP:http://ounosadame.com/
[コピーライト] 2015 showbox/mediaplex and m.o.vera pictures ALL RIGHTS RESERVED.

【STORY】朝鮮第21代国王の英祖(ソン・ガンホ)は40才を過ぎてから生まれた息子・思悼(ユ・アイン)を、自分と同じく学問と礼法に秀でた世子(=王位継承者)に育てあげようとする。だが父の望みとは裏腹に、思悼は芸術と武芸を好む自由奔放な青年へと成長。英祖が抱いていた息子への期待は怒りをと失望へと転じ、思悼もまた、親子として接することのない王に憎悪にも似た思いを募らせていく。心のすれ違いを埋められぬまま二人の関係は悪化の一途をたどり、ついには謀反にかこつけて、我が子を米びつに閉じ込めようとする英祖。もはや誰にも止められぬ哀切と愛憎の8日間の行方は──。

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