第4回 キム・レウォン氏 映画「花影」 完成記者会見 PART-2 [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]
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こんにちは 上野まり子 です。
映画「花影」
配給 アステア ©2007 株式会社花影フィルムパートナーズ
第4回は前回に引き続いて「花影」記者会見の模様を代表質問の部分からお届けします。
Q :「花影」製作のきっかけは?
若杉氏 :元々は河合監督デビューを目的にし、グローバルなアジア市場をマーケットにしようとした。老練な作家である市川氏を迎え、キム・レウォン氏、山本未來さんの出演の快諾を受けて日韓の垣根を除き日本と韓国をマーケットに製作しようと言うこととなった。
Q :初監督のプレッシャーは?
河合氏 :初監督と言うプレッシャーもあったが、日本語と韓国語で演出しなければならなかったことが大変だった。
Q :未來さんから見た「花影」の見所は?
(難しいですね。)と一旦うつむいて。
山本さん:日本と韓国の釜山を舞台に在日三世の役を演じた。この作品は人間の交流、愛をテーマに日韓の架け橋となる作品になったと信じている。
(監督が傍から山本さんに対し、「見所は自分の韓国語」と答えるように促したのを受けて)
Q :山本さんの韓国語は?
に対し
レウォン氏の「すごい!」 の日本語の一言に記者団に笑いが巻き起こった。
Q :映画の見所は?
キム・レウォン氏 :実は完成した作品を来日の直前に見た。
この映画のテーマの一つは愛だけれど、それ以外に人間の生き方が描かれていると思った。
本当の幸せとは何か?
そして私達は目前の状況だけにしがみついたり、所有したがったりしてはいないか?と改めて考えさせられた。
時には主人公の直美のように全てを捨てて純粋な愛を探すという勇気も必要だというメッセージが込められている。ご覧戴く皆さんにその点も感じ取って欲しい。
Q :日本映画初出演の感想は?
キム・レウォン氏: 今回は運が良かったのか、あるいは日本の撮影スタッフが皆さんそうなのか本当にすばらしい方達に恵まれて仕事が出来て大切な思い出を作ることができた。僕にとってこの「花影」が永遠に忘れられない作品となった。
こうして記者会見代表質問は終わり、各記者からの質問タイムへと移った。
それにしてもいつもながら感心する事は韓国の俳優さんのしっかりした意見や感想を述べる姿である。
この日も初主演で緊張していたとは言え、質問にうつむき加減に答える山本さんに比べ キム・レウォン氏の姿は韓国で多くの作品への出演で、記者会見や舞台挨拶に慣れているといえども堂々としたものであった。
次回は引き続き記者会見の記者質問部分をお届けします。
今日2008年4月29日はキム・レウォン氏ファンミーティング「It’s a Show Time!」が開催されます。
来日されたキム・レウォン氏に再び単独インタビューをさせていただく予定です。
その模様はアジア・ドラマチックTV にて6月に放送予定の
「上野まり子のアジアン・スターインタビュー」にてご覧戴く予定です。
お楽しみに!
「花影」公式HP http://hana-kage.jp/
キム・レウォン ジャパンオフィシャルファンクラブ
http://www.kimraewon.jp/
GWに突入し、うっかりしている間に第3回・第4回がUPされていたのですね。遅ればせですが、またまたコメントさせていただきます。
以前上野さんにレスつけていただき感激しております。
ありがとうございました。
いよいよ記者会見の本編。
楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
それにしても、上野さんがおっしゃるように、
韓国の俳優さんたちはご自分なりの考えをきちんともって、
堂々と話す方が多いですよ。
氏も、韓国での記者会見でも背筋がピッと伸びていて、
見ていて清清しさがあふれています。
絶妙のタイミングで会場を沸かせるなど、
氏のお人柄でしょうかね。
昨日のファンミもきっと盛り上がったことでしょうね。
なんだかこのインタビューを読んでいると、
氏がとても身近に感じられて幸せです。
上野さん、これからも是非是非末永く頑張ってくださいね。
そして、私みたいなファンを楽しませてください!!
by ウルトラの母 (2008-05-01 15:57)
ウルトラの母様
いつもコメントありがとうございます。
「恋人」公式サイトの時とはまた違って
私の顔もご覧戴きながら
インタビューのライブ感を感じて頂こうと思っています。
キム・レウォン氏には
今回もインタビューさせていただきましたので
6月の「アジアドラマチックTVで放送予定の
「上野まり子アジアンスター・インタビュー」で
ご覧頂こうと思っています。
また、今サイトにも案内をさせて頂きます。
その前に速報でもお届けしようと思っています。
お楽しみに!
ところである記者の方があなたの文章力に
プロの記者さんでは?と言っていました。
もしかして?
またコメントお待ちしております。
by 上野まり子 (2008-05-01 17:54)
上野まり子様
すばやいレスありがとうございます。
きめ細かなインタビューとブログ、本当に頭が下がります。
そうそう、このサイトはライブ感に溢れているんですよね。
そこが魅力なわけですよ。
「花影」もたくさんの人が見て、
氏が仰るような「人間の生き方」を汲み取ってくれるといいですね。
物やお金や地位、名誉…そんなものにしがみつかず、
自分にとって本当に大切なものはなんなのか、
一度じっくり考えてみるのも大事なことだと思います。
ところで、その記者さん、お目が高い!
実はこれでも国語教師を目指していたことがありまして…。
大学も文学部を受けました。見事に落ちましたけどね。
ええ、はしにも棒にもひっかからなかったですね。
(「はし」の漢字が出てこないところが全てを物語っていますよね)
結局進んだのは体育でした。体で勝負ってところでしょうか。
すみません、すっかり私物化してしまいました。
でも体力でなく文章力を褒めて頂けた事は大変光栄に思います。
どうぞその記者さんによろしくお伝えください。
「同業者ではありませんのでご安心ください」と。
すみません、今気づいたのですが、
トラックバック1の中で映画「華影」になっていますね。
どこに書けばいいのかわからなかったので、
こちらに書かせていただきました。
では次回も楽しみにしております。
by ウルトラの母 (2008-05-02 07:32)