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チュ・ジフン『アンティーク・・・』 ジャパンプレミア舞台挨拶 [韓国俳優取材REPORT]


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こんにちは 上野まり子です。

【こちらは4月17日の記事です。その後の情勢に付いて随時削除あるいは追記しておりますが、一部現時点のものと違いがありますのでご考慮の上ご覧下さい。4月28日 上野】

番組#7REPORTは『映画は映画だ』の特集としてお送りしているが、劇場に何度も足をお運びくださった方もいらっしゃるそうで大変嬉しい。全国での公開劇場も多くなり沢山の方にご覧いただけることだと思う。
ところで気候も良くなり暖かくなってきたのでソ・ジソブ氏がおっしゃったように他の韓国映画にもお出かけいただくのはいかがだろうか。
今日はアジアドラマチックTV★So-netで放送した『魔王』のチュ・ジフン氏主演映画の公開のお知らせとジャパンプレミアの舞台挨拶の模様、引き続き来日となるファンミーティングのお知らせをしたいと思う。

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まずは4月18日に公開となる映画『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』のご案内から。
この作品は日本の漫画家よしながふみの原作で『西洋骨董洋菓子店』のタイトルで’99年から’02年かけて新書館Wingsに連載され170万部をセールスした。01年にテレビドラマ化された他アニメ化もされている大ヒットコミックだ。
甘いものが苦手なジニョク(チュ・ジフン)が女性客が多いからという理由で西洋骨董で飾られた洋菓子店を開く。パティシエとして応募してきたのはとびっきりの腕前だが働くお店で恋愛トラブルを起こしてしまう魔性のゲイ ソヌ(キム・ジェウク)。元ボクサーで甘いもの好きのギボム(ユ・アイン)とジニョクの幼馴染のスヨン(チュ・ジホ)も加わり少し複雑な過去を持つ男4人の毎日が始まる。お店はジニョクの思惑通り美味しいスウィーツを求めて人気店となる。そんな時町では連続殺人事件が発生する。こうして彼ら4人の複雑な関係が描かれていく中ジニョクの過去が明かされていく。(一部パンフレットより抜粋)軽快でおしゃれな映画という印象を受けた。

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さてこの『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』のジャパンプレミアは3月30日新宿のウェルシティ東京(厚生年金会館)に2000人の観客を集めて行われた。登壇者は主演のチュ・ジフンにミン・ギュドン監督、そしてゲストには日本を代表するパティシエ鎧塚俊彦氏。

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ステージには西洋骨董洋菓子店の店先の雰囲気が再現されている。まずは予告編が舞台スクリーンに映し出された。そして舞台中央よりミン・ギュドン監督、チュ・ジフン氏がせり上がって登場した。
まずはご挨拶。

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監督:皆さんこんばんは、この映画を監督したミン・ギュドンです。私はこの瞬間をとても楽しみに待っていました。こんなにも多くの方が席を埋め尽くして頂いた事に感謝をしております。とても幸せな気持ちです。ありがとうございます。

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チュ・ジフン氏:こんにちは、チュ・ジフンです。今回は監督と一緒に日本に来ることが出来て光栄に思っています。この作品は私が主演をした映画です、韓国でも公開され、続いて日本でも公開されることをとても嬉しく思っています。今日来て下さった方々ありがとうございます。
Q : 今回の来日で楽しみにしている事は
チュ・ジフン氏:桜の季節なんで花見もしたいし、美味しいものも食べたいし、街にも出かけたいのですが、残念ながら今回はそのような時間を楽しむ事は難しいようです。

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監督 :私は今回で5回目の訪日になります。以前長崎―東京―函館というコースで日本を旅行したことがあります。1週間という期間でしたが列車に乗ったりとても楽しくて良い経験でした。
Q:原作コミックとの出会いと映画化で心がけたことは
監督:原作は8年前に「キッチン~3人のレシピ」のホン・ジヨン監督の勧めで読みました。コミックでありながら深いテーマと繊細な描写が映画や小説に全くひけをとらないすばらしい作品でした。この原作で映画を作ったらきっと素敵な作品になるのではないかと考えました。そして逆に映画化をするとなると難しい点も多々あるのはないかとも思いました。しかし隣にいるチュ・ジフンさんや他の若くて素敵な俳優さんに出会い映画化が実現をしました。
Q :物語の最初の印象は
チュ・ジフン氏:初めてシナリオを読んだとき登場する人物に素直に共感ができました。心に傷を負っていても一生懸命に生きている、そんな役を是非演じてみたいとも思いました。
Q :キャラクターの役作りについて
チュ・ジフン氏:隣に監督がいらっしゃるとちょっと答えにくいですが!
私の演じたアンティークというケーキ屋のオーナーのジュヒョクは仲間といる時やお店、家族の前では明るいキャラクターですが子供の頃の経験が大人になった今もトラウマとして彼を苦しみ続けています。彼の心のダークな部分はあまり深く表現せず、明るい面を強調して演じるように心がけました。

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「アンティーク」の店の中で仲間達といる時と「アンティーク」の外に出た時の差が余りないように気をつけたというチュ・ジフン氏は手振りも大きく一生懸命に説明しようとする姿勢が爽やかだ。
Q :ケーキも大切な主役ですが
監督:主役の4人に合わせてそれぞれのケーキをデザインしたり、場面に合わせたケーキを用意しなければなりませんでした。撮影全体で3000ピースくらいのケーキが使われました。ケーキは本当に手がかかるんです。触ると崩れてしまうし、映画用の強い照明でとけてしまうこともありました。役者さんは準備できているのにケーキ待ちなんてこともしばしばありました。劇中おいしそうなかわいいケーキが登場するので楽しみにして下さい。
チュ・ジフン氏:映画では使われなかったのですがジニョクが生クリームの海で溺れるというシーンもありました。本物の生クリームを海に見えるくらい沢山使用してがんばって撮影をしたのです。苦労して場面なので印象に残っています。

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“ミヤナダ(ごめんなさい)”と監督。これにチュ・ジフン氏は“ダイジョウブデス。”と日本語で答えた。二人が笑い合うは撮影が楽しかった事を物語っている。
(監督続けて)撮影で疲れてくるとガドーショコラのようなチョコレートを使用したケーキを食べました。ケーキは現場にありますからね。少し食べただけでも不思議と疲れが取れていきました。これは僕だけではなかったと思います。
メインの出演者4人は全て男性、そこに監督、撮影スタッフなども多くは男性と思われるが甘いスウィーツをほおばる姿を想像すると笑いがこみ上げてきた。

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ここで鎧塚氏が大きなガドーショコラを持って登場した。
鎧塚氏:ガドーショコラは伝統的なケーキです。長い間愛されているスィーツでもあります。ケーキは人に夢と幸せを与えられると思っています。それを仕事にしている私は本当に幸福だと感じています。ケーキが主役、パティシエが出てくる作品が漫画になり映画になり嬉しい気持ちで一杯です。
せっかくだからと監督、チュ・ジフンさんに食べていただく事に。

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“ホントウニ オイシイデス!”と日本語の監督、ところがチュ・ジフン氏がケーキを食べようとしたまさにその時、監督は“チュ・ジフンさんはケーキを食べてはいけないのです。それは映画を観て頂ければわかります・・・。”その言葉にチュ・ジフン氏はケーキの皿を持ったまま立ち尽くす。ただし私達マスコミに見えるようにケーキを少しカメラ側に向けてくれた。

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これがその時の写真。綺麗ですね、ケーキもジフン氏のケーキの見せ方も。


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続いて映画の中も登場するクロカンムッシュが運ばれた。シュークリームのシューの小さいものを塔のように積み重ねたケーキだ。
Q :映画の中でも登場するクロカンムッシュが運ばれてきましたが
チュ・ジフン氏:オーダーしたお客様の自宅に届けて、最後の仕上げにあめをかけるシーンに登場するケーキです。練習はもちろんしましたが撮影が楽しかったシーンの1つです。遊びみたいで面白かったのですが徹夜で撮影した記憶があります。
ここでこのケーキと共にフォトセッションが行われた。
途中チュ・ジフン氏はカメラのフラッシュが眩しくてと一旦撮影を止めた。それもそうかもしれない多くのマスコミの関心を集めてカメラの台数も尋常ではない数だった。
会場からファンの心配の声が上がると“ダイジョウブデス。”とジフン氏。

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最後にメッセージを
監督:この映画はケーキが俳優たちと同じくらい大切な演技をします。ケーキというのは甘くて美味しいので“幸福”というイメージがありますが、ある人にとってはそのイメージが全く違うこともあります。オーナーのジニョクがそうです。この映画出てく登場人物は表向きは普通の人のように見えていますが、心の中に小さな傷を抱えています。私は心の傷を抱きしめてあげてなぐさめてあげたいと思ってこの作品を演出、監督しました。そんな部分を観て感じていただくと周りの人をもっと愛するようになるのではないかと思うのです。人は弱い部分を持っていますが、それでも強く生きたいとがんばって生きています。<友達になろう> <手を差し伸べよう>というメッセージを込めました。繋いだその手を離さないで下さい。最後にこの映画が良い友人となって観た人の心に寄り添ってくれたら嬉しいですね。
チュ・ジフン氏:監督がすべて話してくれました。
今日来られた方、誰にでも心の中に傷はあります。この映画でもそんな人々が登場します。映画を観てささやかな痛みや寂しさ、慈しみを感じていただけたら嬉しいです。
本日は本当にありがとうございます。
こうして沢山の洋菓子も登場した舞台挨拶は会場を埋め尽くした大勢のファン達の大きな歓声と拍手で終了となった。このあと15分の休憩をはさんで本編上映となった。 

 

 

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人は幸せな時に、ケーキを食べる。
ほろ苦い人生を少しでも甘くするために-。

Welcome to “ANTIQUE”


小さな町にひっそりと佇む、洋菓子店‘アンティーク’
極上のスウィーツと4人の美しい男達。
そして、謎の誘惑事件・・・。
甘いケーキに秘められた、ミステリーが溢れ出す-。

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©2008 Showbox / Mediaplex, Inc., United Pictures, Soo Film & ZIP CINEMA.
All Rights Reserved

4月18日(土)公開
恵比寿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町他
(現在の上映館につきましては公式ページをご覧下さい)

配給:ショウゲート
上映時間:111分


公式ページ
http://www.antique-movie.com/

当サイト内カリスマパティシエ役のキム・ジェウク関連記事
http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2008-10-07

チュ・ジフン氏の主演映画の最新作はもう1本ある。それは『Kitchen~3人のレシピ~』で5月30日公開だ。この記者会見が翌日の3月31日ウェスティンホテル東京で行われた。この模様は公開まじかにご案内する。さて『宮』、『魔王』で人気となったチュ・ジフン氏の主演映画がここ日本で相次いで公開となる。一回り大きくなった彼の姿を劇場でご覧になるのはいかがだろう。
【『キッチン~3人のレシピ』につきましては現在上映について延期等が検討されているようです。】

*チュ・ジフン氏のファンミーティングについては諸事情により一旦削除いたしました。
イベントの実行について確認が取れ次第再掲載いたします。
【追記】
この度チュ・ジフン ファンミ-ティングにつきまして主催者より公演中止の連絡が入りましたのでお知らせいたします。こちらのサイトをご覧になって公演チケットをお求めになられた方につきましては大変申し訳なくお詫び申し上げます。

『チュ・ジフンBirthday Fanmeeting 2009』公演中止のお知らせ

上記公演は、アーティストの都合により中止なりました。
公演中止に伴うチケットの払い戻しはお買い求めの各プレイガイドにお問い合わせ下さい。

【チケットの払い戻し方法】
払い戻し受付期間 : 4月30日(木)~ 5月14日(木)
※お買い求めの各プレイガイドにて払い戻しをさせていただきます。
払い戻しに関しては、下記プレイガイドへお問合せください。

■チケットぴあ:0570-02-9111
http://www.pia.co.jp/t_pia_info/real/

■イープラス
(PC)http://eplus.jp/page/eplus/refund2/index.html
(携帯)http://eplus.jp/msys/web/refund1/index.html

<お問合せ先>
【東京公演をご購入の方はこちら】
東京都渋谷区神宮前2-25-4 パストラーレ神宮前
株式会社ザックコーポレーション 「チュ・ジフン」チケット係         
TEL:03-5474-9999(平日10:00~19:00)  http://www.zak-tokyo.co.jp/

【大阪公演をご購入の方はこちら】
大阪市北区南森町2-3-4 塩山ビル3F
株式会社エイチ・アイ・ピー大阪 「チュ・ジフン」チケット係         
TEL:06-6362-7301(平日11:00~18:00)  http://www.hip-osaka.co.jp/

【そのほかご不明な点はこちら】
東京都港区西新橋2-7-4 CJビル3F
CJ Media Japan株式会社(Mnet) 「チュ・ジフン」チケット係
TEL: 03-3502-3141 (平日10:00~18:00)

 

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eyes

わわわわわわっ!!!!
一枚目の写真の俳優さん
初恋(中学生)の相手にそっくり~
ちなみに初恋の相手の方は昨年ご結婚されたんですが(笑)
ふと、あのころの思い出がよみがえってきました
by eyes (2009-04-21 09:46) 

上野まり子

eyes様

イケメン好きですね。
それも中学の時からですか!
そういえば私もイケメン好きでした。
小学校の時に初恋の人は
とても綺麗な顔をしていましたね。
私もあの頃の思い出が蘇って来ました。

by 上野まり子 (2009-04-21 19:46) 

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