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ペ・ヨンジュン『韓国の美をたどる旅』イベントレポ-2<全世界に韓国を正しく伝えたいという想い> [韓国俳優取材REPORT]


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こんにちは 上野まり子です。
ペ・ヨンジュン『韓国の美をたどる旅』出版イベント REPORT2

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―前回に続き―
今度は実際に取材をした現場からゲストを迎えてのトークタイム。
岩山漆芸美術館の館長であり、ペ・ヨンジュン氏の漆芸の師匠でもある盛岡市在住の漆工芸家チョン・ヨンボク氏をペ・ヨンジュン氏自ら紹介、二人はしっかりハグをした。ペ・ヨンジュン氏は今年2月からチョン先生に漆芸を師事、岩山漆芸美術館にて初の作品展を開き話題となった。
漆文化は東洋の宝だという事を全世界に知らしめるのが宿命だとチョン先生、ペ・ヨンジュンが関心を持てば全世界に広まるだろうと意気込む。チョン先生は目黒雅叙園の漆工芸品の修復も手がけている。余談だが、この雅叙園はチョ・ソンモの「MyFirst」のMVの撮影現場でも有り、ソ・ジソブ、大沢たかお、キム・ジョンウンがその独特な空間で悲しい恋の物語を演じている。
ところでペ・ヨンジュン氏が漆芸を選んだ理由について、普段から関心があったがどのように学んだらよいか悩んでいた。そんな時にチョン先生の漆の時計が新聞で紹介されており運命を感じたと言う。チョン先生の持つ情熱や強い意志を学びたいと思ったと言う。
ペ・ヨンジュン氏から<全世界に韓国を正しく伝えたい>とメールを受け取ったチョン先生は感動に涙したという。この一言で一気にペ・ヨンジュンの熱烈なファンになったと告白した。ペ・ヨンジュン氏は漆かぶれなど恐れる人ではない、目を見れば人格は解る。偉大な人物だと大絶賛だ。
ヨンジュン氏もかぶれてもかまわない、たとえかぶれても漆を学ぶ過程だと思ったとその強い意思を表した。会場からは“えらい!えらい!”とエールが送られた。チョン先生は漆に一度かぶれれば美しくなると会場の笑いを誘った。ところで実は私は7歳の頃に庭の漆にかぶれたことがある。それは、それは大変な思いをした。そういえばそれ以来一度もかぶれたことはない。先生がおっしゃったように<美人になる>と言う言葉を信じることにしよう。
本題に戻り、岩山での作品展について初めての作品である事の意味深さと漆を学ぶ過程として考えた。冬の時期だった為顔が凍るほど寒かったと振り返る。岩山は精神と心を澄んだものにしてくれた、伝統を守りながら現代を融合させている師の生き方から多くのインスピレーションを頂いた。先生に父のような温かさを感じ、感謝しているとしたペ・ヨンジュン氏。
一方チョン先生も“ペ・ヨンジュンは東洋の誇りであり、家族の誇りではありませんか” と家族(ファン)に同意を求める。勿論ファンからは盛大な拍手で同意が示された。
チョン先生は何事にもパーフェクトを目指すヨンジュン氏に “完ぺき主義を直して、もう少し楽に生きてほしい、そして元気な姿を長く家族に見せてほしい。” と願った。会場からは再び同じくと拍手が送られた。
硬い握手とハグでチョン・ヨンボク先生とのトークタイムは終了した。

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続いて “この方が手にすればただの布切れも美しい衣装に、ただの食材もご馳走になる” と紹介されたのは韓服のデザイナーであり、スローライフの提唱者としても名高いイ・ヒョジェ先生。
“ペ・ヨンジュンさんの家族(ファン)の皆さんは見る目がある。”とまずはファンへ向けてメッセージ、そして俳優である前に立派な青年であるとペ・ヨンジュン氏を称えた。
韓国の<暮らし、人、生かす>という言葉の語源が同じである事を紹介、人を生かすという事に関心を抱いたとペ・ヨンジュン氏。<俳優も人の心を生かすものだ。>と改めて認識したという。
ペ・ヨンジュン氏は韓国の文化や芸術を広めるために努力を惜しまない人だと評価したイ先生。初めてキムチ作りに挑戦したペ・ヨンジュン氏は改めて母の温かさに感謝したという。キムジャン(キムチをつける作業)を共同でするのはお祭りのようなもので、翌日まで抜けなかった指先の臭いに主婦になった気分だったという。男性はキムジャンをしないそうだが、それを気にしないところが彼の誠実さだとイ先生、それでもキムチ漬け用の牡蠣をつまみ食いをしたとエピソードを紹介した。これには“あの牡蠣は美味しかったんです。”とヨンジュン氏。その表情はいたずらっ子のようだ。
また自宅で復習の為作ったキムチを友人や周りの人に配って喜んでもらい嬉しかったという彼は家族(ファン)にも食べてもらえるようにすると約束をした。
韓国料理は辛いものばかりでなく、少しの薬味で材料の本来の味を生かす、ぜひそのような料理を食べてほしいとイ先生。ペ・ヨンジュン氏は先生の料理は美味しいばかりではなく、食べる人への気遣いや材料を生かして目と口と心を楽しませ、体を健康にするとその特徴を表現した。

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またイ先生はポジャギアーティストとしても有名だ。ポジャギとは日本で言えば風呂敷の事でその包み方次第で幾様にも変化し多彩な使い方が出来る。それをアートとして広めた第一人者だ。そこでステージ上でその作り方を伝授。韓国のポジャギは両面となっており陰と陽を現しているそうだ。そして出来上がったのはエコバック。ペ・ヨンジュン氏はそれを持ってお披露目するモデル役も務めた。日本でも風呂敷の多様な包み方が流行したことがあった。誰かの為に何かをするという事がどれほど大切で幸せな事かを改めて悟ったと言うペ・ヨンジュン氏、先生に心から感謝しているとした。こうしてイ先生をエスコートしながらステージを後にした。この後ポジャギアートショーが繰り広げられた。

【関連HP】
岩山漆芸美術館
http://www.iuam.jp/

【出版案内】

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『韓国の美をたどる旅-ペ・ヨンジュン』
ペ・ヨンジュン著

定価 :¥2,835(税込)
発行元 :株式会社キーウェスト、株式会社デジタルアドベンチャー
発売元 :株式会社 日刊スポーツ新聞社、株式会社日刊スポーツ出版社
発売日 :9月26日

【放送案内】
「韓国の美をたどる旅」 出版イベント
9/30開催のイベントが早くも登場!!
ぺ・ヨンジュンが約1年にわたって韓国の伝統文化と旅行地を体験取材し、
執筆した「韓国の美をたどる旅」の内容を本人自らご紹介!"

放送 DATV
再放送日
10/18(日)15:00
10/30(金)9:00

DATV公式ページ
http://datv.jp/
DATV関連ページ
http://datv.jp/p000021/

ペ・ヨンジュン公式サイト
http://www.yongjoon.jp/

 

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エミエミ

イ・ヒョジェ先生が六本木で単独日本初公演を開催するそうです。
内容見てみたらチャリティーみたいで、ヒョジェ先生らしいなって思いますよね。
http://www.hanryu-concert.com/2010_first/leehyojae.php
by エミエミ (2010-06-25 10:59) 

上野まり子

エミエミ様

ご訪問ありがとうございます。
イ・ヒョジェ先生はぺ・ヨンジュン氏が信頼し大切になさっている方で
韓国の伝統文化を、より身近に伝えようといろいろなことをなさっていらっしゃるようです。
エンタテインメントも良いですが、このような会で韓国伝統文化を身近に感じることも楽しく、意義深いと思います。

残念ながら取材リリースは届いておりませんので
お伺い出来ませんが、多くの方が参加されると良いですね。

ご紹介ありがとうございました。
またお越しください。
by 上野まり子 (2010-06-25 21:53) 

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