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ソ・ジソブ氏 初日舞台挨拶第2回目はカジュアルで [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]


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こんにちは上野まり子です。

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(初日舞台挨拶 第一回目舞台から)

3月14日公開となった『映画は映画だ』、本人のたっての希望で実現した初日舞台挨拶、再び来日したソ・ジソブ氏は第一回目の舞台挨拶をたった今映画を撮り終わったかのようなガンペの姿で登場。そうガンペのテーマカラーBLACKのスーツだったが第2回目の舞台には、一転今年最もトレンディーなスタイル、こげ茶のパイピングがほどこされたベージュの少し短めなハーフコート。それにブラックのジーンズ?という姿で登場した。

これから映画を観るファンにとってはまずは最高の前菜にシャンパンでお祝いと言う気分だっただろうか。
やはり衣装に合わせラフな感じで舞台中央に立った彼はいつものように “ こんにちはソ・ジソブです。お会い出来て嬉しいです。” その時ステージへとまっすぐに向かう人影、しかも中央通路を堂々と。韓流ファンの平均年齢よりはほんの少し上とおぼしきお年頃のご婦人、その手には一本の真っ赤なバラが。 シークレットサービスの静止もものともせずに突進した彼女は舞台にその一輪のバラを置いた。会場のファンも一瞬の出来事にざわめいたものの皆あっけにとれられているうちに彼女のもくろみはまんまと成功したわけだ。そしてソ・ジソブ氏はそのバラを手に取り “ カムサハムニダ!” と彼女を追いかけるようにお礼を言ったのである。(ただし、多くのファンの皆様も直接お花をお渡ししたいと思っていますのでルール違反はだめですよ!)

ソ・ジソブ氏 :まずはお花ありがとうございました。もうそろそろこのような舞台は慣れても良いはずですが、今だに緊張します。 とても嬉しいですし、幸せです。

Q :最初に脚本を読んだ時の感想は?
ソ・ジソブ氏 :まずはシナリオを読んだときに面白いと思いました。このガンペと言うキャラクターはソ・ジソブに非常に似ている部分が多いなと感じました。それは演技をとても愛していると言う事、情熱的に人生を歩んでいると言うところがとても似ていると思いましたので出演しようと思いました。ですがガンペのように怖くはないです。

当然解っています。そんな笑いがファンから起った。この時またため息をもらしたようで緊張しているようなので拍手をと言うMCの呼びかけに会場からは暖かい拍手が贈られた。

Q :チャン・フン監督のデビュー作だが一緒に仕事をしてみた感想は?
ソ・ジソブ氏 :一言で表現するなら映画をとても愛している方でした。

Q :監督とディスカッションやアイディアを出したか?
ソ・ジソブ氏 :映画の撮影に入るひと月前からアクションの練習のためにお会いしていました。ガンペという人物についても監督と色々とお話合いをして最後までそのような話し合いを続けていきました。そのような過程の中でガンペと言う人物を創って行きました。

Q :役になるための準備は?
ソ・ジソブ氏 :特に準備したことはありません。シナリオに出ている通りだと思いましたのでシナリオを研究しましたし、そのことについて監督と話し合いをしながらガンペと言う人物を創って行きました。特に他の作品を見るというようなことはしませんでした。他の作品を見てしまうと模倣になってしまうと思いましたので、そのような意味での準備はしませんでした。

Q :注目して欲しいシーンは?
ソ・ジソブ氏 :二人の男性の非常に荒々しいアクションが見所だと思います。またヒューマンドラマの部分もありますし、一本の映画がどのように創られて行くのかと言う内容も込められていますので映画をご覧頂いている間中楽しんでいただけると思います。

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Q :映画とドラマをどんなバランスでやっていくつもりか?
ソ・ジソブ氏 :どちらにどのくらいと言うような割合については全く考えていません。ドラマでも映画でも、そして韓国以外の国でも良い作品があればずっと挑戦し続けて行こうと思っています。

Q :日本のものでも良い企画ならば出演してくださいますか?
ソ・ジソブ氏 :可能性ではなく、やります。

この言葉にファンはもう決まったような拍手の嵐、堂々と断言したソ・ジソブ氏だ、すでに良い企画のお話が来ているのかも知れない。何しろ日本の監督もこの初日舞台挨拶に駆けつけたのだから。

Q :今後やってみたい役やジャンルは?
ソ・ジソブ氏 :俳優として今までこなしたことのある役より やったことがない役のほうが多いのでまだまだチャレンジすべき役は沢山あると思いますが、今回のガンペと言う役柄も悪役でしたがもっと極悪人を一度やってみたいと思います。

Q :撮影中は普段の生活でも役になりきる方か?
ソ・ジソブ氏 :決してそういうことはありません。撮影中はガンペになりきっているためそのように見えるかもしれません。周りの人には普段の生活でも少しそのようなところが見えるとおっしゃる方もいらっしゃいます。でも今はそうではないですよ。

「つかの間でもいい違う人生を歩んでみたい。」 がこの映画のキャッチコピーだが、そこで
Q :つかの間でもやってみたい人生は?
ソ・ジソブ氏 :今は俳優以外の人生は考えたことがないのですが、以前はホテル経営が夢でしたのでホテルの経営者としての人生を歩んでみたいと思います。
Q :ファンの皆様はソ・ジソブさんの経営するホテルに泊まってみたいのでは?
ソ・ジソブ氏 :それなら良いですね。

そうでした。ソ・ジソブ氏はホテル経営が夢でしたね。すっかり忘れさせるほど俳優が似合うようになったということでしょう。

Q :ホワイトデーだが沢山のチョコのお返しが大変では?
ソ・ジソブ氏 :(照れた笑顔で)映画を楽しんで観てください。(と はぐらかされた。)

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最後のメッセージ
この作品は多くの人の苦労によって創られた映画です。映画をご覧になったら幸せな気持ちで劇場を後にして欲しいと思います。現在映画業界は大変厳しい状況に置かれています。この映画館でお持ちになった暖かい心を持って他の映画にも愛情を注いで頂きたいと思います。どうもありがとうございます。

こうして多くの声援を浴びながら舞台を後にしたソ・ジソブ氏は今韓国で好評放送中のドラマ『カインとアペル』の撮影現場へと戻るべくその足で羽田に向かった。

そうこの日、日帰りの強行スケジュールで自身の映画を待っていてくれたファンのために公開初日に挨拶をしに来てくれたソ・ジソブ氏、このようなところが一度ファンになったら絶対に離れないという要因になっているのかもしれない。

『カインとアペル』はすでに日本での放送が決定しているそうだ。ご担当者がご挨拶してくださったがまだ何処の局とのお話は伺えなかった。放送開始が決まった際にはきっとご協力するとお約束をした。
そしてチャン・ツィイーと共演した『ソフィーの復讐』は国際的な映画祭への出品も決定しているようなので世界の名だたる俳優達と肩を並べてレッドカーペットを歩くことになるだろう。またこの『映画は映画だ』でソ・ジソブ氏は香港で開催されるアジア映画祭の新人賞にノミネイトされている。活躍の舞台は日本へ、いえ世界へと広がっていくだろう。

今回私の認識をすっかり変えたソ・ジソブ氏との出会い、このあと番組放送後にはインタビュー時のエピソードなどREPORTする予定だ。

 写真は第1回の舞台挨拶のものだ。第2回目の写真はまだ許諾が下りていないので私のイラストで我慢して頂きたい。あまりうまくないけれど、この時の衣装の感じはお解りになると思う。パンツは黒のジーンのようだった。 お顔は何度書き直してもソ・ジソブ氏の素敵な顔にはならなかったのであしからず。左耳にだけピアスが光っていた。右手にはマイクを握られ、そうそうまもなく左手には赤いバラの花が一本握られることとなった。
(ファンの方がイベントの会場や成田空港でのお出迎えに似顔絵を書いて持っている方をお見掛けする。初めてイラストというものを書いてみたが皆さんの作品の緻密さに改めて感心させられた。難しーィ!)
残念ながらこの日の模様は番組#7に間にあわなかった為お届けできない。

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*初日舞台挨拶写真の許諾が下りましたのでただ今以下に再掲載してあります。
  http://uenomariko.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29

 

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3月14日(土)公開
 
シネマスクエアとうきゅう他全国順次公開
配給 :ブロードメディアスタジオ
(C)2008 SPONG and KIM KI-DUK FILM.AllRight Reserved.

 

 

 

 ソ・ジソブ公式ホームページ
http://www.jisub.jp/

 

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コメント 4

ソニックマイヅル

上野まり子様
いつもご活躍されていますね。
頑張ってください!^^;
by ソニックマイヅル (2009-03-22 08:42) 

上野まり子

ソニックマイヅル様

いつもありがとうございます。
がんばります。
by 上野まり子 (2009-03-22 11:46) 

haruharu20

上野さまの愛あるレポートを毎回心待ちにしております。

舞台挨拶のご様子が目に浮かぶようです。
2回目のお写真が無いのは残念ですが、
上野さま直筆のイラストというのも、なんとも貴重だわーーーー!
ジソブモバイルにアップされていた帰国機内のお姿に似ているように思いました。
厳しい撮影中にお時間をとって来日してくださったジソブssiの、
この映画にかける思いの深さを感じますね。

インタビューのこぼれ話もあるんですか?!
早く聞きたいです!!

by haruharu20 (2009-03-22 12:41) 

上野まり子

haruharu20様

早速のコメントありがとうございます。
この時のコートは少し厚手の綿のコートでした。
またソ・ジソブ氏が劇場を出るときのスタイルは
毛皮のパッチワーク(?)のコート、
ここ数年高級ブランで流行っているスタイルのコートに
ハンチングと言うスタイルでした。
とても寒かったこの日
彼のこのコートは暖かそうでした。

インタビューの時のお話は番組終了ごお届けする予定です。



by 上野まり子 (2009-03-22 13:51) 

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上野まり子のアジアン・スターインタビュー

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