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シン・スンフン 15年後には日本デビュー20周年記念記者会見を 合同取材レポ [韓国歌手イベントレポート]


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こんにちは 上野まり子です。

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シン・スンフン氏の歌手生活20周年を記念して『2010 The Seung Hun SHOW in Japan-20th Aniversary-』が3月3日大阪、3月6日東京にて開催された。
3月6日東京公演直前に合同取材が行われた。
記者たちの拍手に迎えられたシン・スンフン氏は“アリガトウゴザイマス。”と会場に入って来た。“オヒサシブリデス。”と言って、しばしフォトセッションに臨む姿もさすが大御所手馴れたものだ。
一通りカメラに収まったところで早速質疑応答となった。
今回の大阪公演も3時間半に及んだ。長丁場になるコンサートを乗り切るには体力がいるのでは?という質問にはバラード歌手なので筋肉も腹筋も要らないと茶目っ気たっぷりに答えた彼、それでも一番大切なのは呼吸で肺活量を上げる為にランニングをしている。鍛えられた良い体がもてはやされる韓国、トライしてみたが好きな服が着られなくなるので止めたと笑いを誘った。

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20年の歌手生活の中で一番意味のある曲はデビュー曲「♪微笑みに写った君」。数多くのOSTに参加している彼だが、日本でこの日(3月6日)放送が開始したイ・ビョンホン、キム・テヒ主演ドラマ『アイリス』のOST参加の経緯について、10年来の友人であるイ・ビョンホン氏本人からの依頼で参加することになった。しかし悲しいバラードを歌う自分の歌をアクションシーンの多いドラマの何処に入れるのかと悩んだが、いつもより遅いテンポにして曲作りをした。(キム・テヒのせりふのあい間に歌が入るようになっているそうだが、そこは実際にドラマをご覧になり確認してほしい。)とは言え、ノアール作品の主題歌はほとんどバラードだと答えた。ところで<アイリス>を逆にすると<シュリ>になるそうだ。

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昨年10月に韓国でリリースしたコンセプトアルバム「RADIO WAVE」の続編となる第2弾ミニアルバム「LOVE O’CLOCK」が3月3日リリースされた。その中の「♪サランチ」は<サラン=愛>に音痴のチで<愛に不器用な人>という意味だ。振り返ってみると僕もそうだし、一度でも愛し、別れた経験がある人は全てサランチではないかと話した。
途中、通常ならアーティストが緊張するのだが、この時は記者の方が緊張していたのか怖い顔をしていたようで“もっと気楽に!”と言う彼、記者からはほっとしたかのような笑いが起こった。質問が途切れると“結婚の事でもプライベートでも、何でもいろいろ訊いて。後であっ!訊き忘れたと言うことがないように”と気さくに対応しようとするシン・スンフン氏。
早速自身の恋愛について訊かれた彼は“忙しいんです。”と答えた。第7集までは自身で作詞、作曲をしていたが、最近は作曲だけで作詞はあまりしなくなった。この20年を振り返り、以前より孤独を感じるようになった。“早く恋愛をして、別れて、悲しい歌を作らなければ。”と笑いと共にちょっとはぐらかした。

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韓国では世代交代が激しく、5年で長く活動している方だ。日本では5、60代でも現役で活動している歌手が多く羨ましい限りだ。長く活動をしている秘訣を良く訊かれるが絶対教えないとウィットに富んだ答えだ。それでも歌に限らず身の丈にあったものを選び、ひたすら努力するのみだとアドバイスした。

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今後いつまで現役を続けるつもりか?の質問には韓国では20年だが、日本ではまだデビュー5年目だ。15年後に本当の意味で日本での20周年を迎え、記者会見を開きたい。その時には今日の皆さんが必ず駆けつけてほしい。作詞、作曲したいという思いが枯れず、声が続く限り歌い続けたいと答えたシン・スンフン氏、近く迎える誕生日は2000年以来行っていないという誕生パーティーを3000人収容の会場でファンと共に過ごすそうだ。バラードの皇帝がずっと韓国歌謡界を始め、日本の歌謡界においても君臨し続けるように、これからの活動も大きな期待を持って見守ろうと思う。
指折り数えてみると「シン・スンフン日本歌手活動20年周年記念記者会見」には伺えそうにないが。

◆ フォトセッション ◆

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SHIN SEUNG HUN エイベックス オフィシャルサイト
http://www.avexnet.or.jp/shinseunghun/index.html

シン・スンフン ファンクラブサイト

http://www.shin-phony.jp/pc/top.asp

【今日の一言】
今回の合同取材は約30分間、すべて記者質問という形で行われた。私の媒体は番組休止中のため、そう大きくない媒体となる。そこで質問はなるべく大きな媒体の方にお譲りしようと思っている。当然大きな媒体のほうがより多くの人の目に止まるからだ。それでも質問時間も残りわずかになり質問が出なくなった時を見計らって手を上げる。今回もそのようにあと1問という時に手を上げた。いち早く私を見つけたシン・スンフン氏だったが、司会者はカメラを持ち記者席サイドで撮影をしていた私には気がつかず、同じ質問者を名指した。その時にシン・スンフン氏は私に<ゴメンね!>というような眼差しを向けた。
不覚にもこの時上野<ドキリ!>とした。そして以前彼が参加したコンサートで、今まで無関心に座っていた人まで巻き込んで彼に熱狂させた事を思い出した。これが全ての人を魅了する彼の魅力の秘密の一つなのだと。
残念ながらその眼差しは撮影できなかったためお届けできない。

 

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コメント 6

ちょあ^^

上野まり子さん はじめまして こんばんは~^^素敵な記事を
ありがとうございます。^^

ちょあ^^と言います。よろしくお願いします。
お写真&シン・スンフンさんのインタビューの内容から
コンサートの様子を思い出しています。^^

歌のすばらしさだけではなく シン・スンフンさんのシンガーソング
ライターの生きようにまで触れるコンサートでした。^^

<ごめんね>の眼差しで ドキッとされたという上野まり子さんの
気持ち すごく分かるような気がしています。^^
by ちょあ^^ (2010-03-08 19:35) 

上野まり子

ちょあ^^様

ご訪問ありがとうございます。
記者会見の内容はもちろんコンサートに反映されていました。
コンサートの内容は記者会見にと言うべきでしょうか。
日本には5,60才代で現役の歌手がいて羨ましいという事ですが
彼も間違いなく長く歌っていける歌手のお一人だと思います。
そしていつまでもそのすばらしい歌声で
感動を与え続けてくれることと信じています。

またお越しください。

by 上野まり子 (2010-03-08 20:08) 

Legacy

会社でお昼休み中にたどり着きました。
と思ったら、ちょあ^^さんのお名前が^^

上野さん、記者会見のご報告、ありがとうございました。
記者の心証も含んだ記事はほとんど公開されないので、
スンフンさんのファンとしてはとても嬉しい内容です。

コンサートの直後、ある方から
「自分は仕事を通してシンさんに出会ったが、コンサートを見て、
この出会いが本当にいい出会いだったんだと感じた」とメールを
いただきました。

スンフンさんのアーティストとしての魅力、人としての魅力が
伝わる嬉しいメールでした。

上野さんにとっても、そんなふうに感じていただけた記者会見だったら
いいな~と思います。
by Legacy (2010-03-11 12:40) 

上野まり子

Legacy様

ご訪問ありがとうございました。
このサイトは私の番組の公式ページとして
発足したものです、
番組は休止中ですが、番組をお届けしているように
お楽しみいただけたら幸いです。

シン・スンフン氏の記者会見等の取材には
今までも何度も伺っていますが
いつもその場に来場している記者や関係者への
心配りに感心させられます。

『PAX・・・』出演の際にも
今まで興味がなさそうにしていた男性も
立ち上がって楽しみ始めました。
会場全体をひとつにしてしまう大きな魅力がある事が
感動的でした。
次回はコンサート本番レポをお届けするべく
記事の許諾を待っているところです。
あと少しお待ちください。
お楽しみに!

by 上野まり子 (2010-03-11 18:01) 

rainforest

はじめまして
歌手シン・スンフン20周年記念年の始まりを、上野さんの記事で読み返しています。
これからも沢山のレポを楽しみにしております。

今日は梅雨明けです。



by rainforest (2010-07-17 19:01) 

上野まり子

rainforest様

ご訪問ありがとうございます。
とても素敵なコンサートでしたね。
これからもずっと活躍し続けてくださることでしょう。

またお越し下さい。

by 上野まり子 (2010-07-17 21:36) 

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